【皐月賞】5年続けて激走中!昨年もズバリ「好走馬の法則」で武豊ドウデュースの逆転なるか!?

マイル実績のあるドウデュース

マイル実績のあるドウデュース


皐月賞(G1、中山芝2000m)には該当馬が5年続けて馬券に絡んでいる、多くのファンが気づいていない「好走馬の法則」があるのをご存知ですか?

論より証拠。近年の皐月賞では「芝1600m勝利経験馬」が大活躍しており、『人気薄でもバンバン来る!4年続けて連対中の『激アツ条件』に当てはまる1頭』の記事で紹介した2021年は、数少ない該当馬の1頭ステラヴェローチェ(6人気)が3着に好走しました!

▼芝1600m勝利経験馬の好走例(過去5年)
●21年
3着 ステラヴェローチェ(6人気)

●20年
2着 サリオス(3人気)

●19年
1着 サートゥルナーリア(1人気)
3着 ダノンキングリー(3人気)

●18年
1着 エポカドーロ(7人気)

●17年
1着 アルアイン(9人気)

2着 ペルシアンナイト(4人気)

昨年の記事でも強調したとおり、芝1600m勝利経験馬は2000mで距離実績の乏しい馬が多く、人気の盲点になりやすい傾向があります。

2017年にはマイルの「新馬→1勝クラス」を連勝。芝1800mまでしか勝利経験が無かったアルアインが9番人気で勝利。2着にも後のマイルCS勝ち馬で1600mのアーリントンCを勝っていたペルシアンナイトが入りました。

また芝1600m勝利経験馬はマイラータイプに有利な高速決着時だけでなく、時計が掛かる馬場になった2018年もエポカドーロが8番人気で勝利。稍重で2分台の決着になった昨年も、先ほど馬名を挙げたステラヴェローチェが6番人気で3着に好走しています。

「最も速い馬が勝つ」と言われる皐月賞では、スピード能力が必須な芝1600m戦での勝利経験が生きて来るのでしょう。

さらに!今年は例年にも増してNHKマイルC(G1、東京芝1600m)を目指すマイル実績馬が目立ち、芝1600mで勝利経験がある馬はドウデュース(朝日杯フューチュリティS1着)と、ビーアストニッシド(未勝利戦1着)の2頭しかいません。

特にドウデュースは20年2着サリオスと同じくG1馬に加えて、前走で皐月賞と同舞台の弥生賞でもクビ差2着。最も速い馬が勝つ皐月賞に相応しい経歴を兼ね備えており要注目です!