【天皇賞・春】阪神開催の昨年もズバリ!「激うまポイント」に該当した意外な逆転候補

激走の予感漂うヴァルコス

激走の予感漂うヴァルコス


2021年に続いて今年の天皇賞・春(G1)は、阪神競馬場で行われます。

同じ距離でも競馬場が違えばコース形態が全く異なるため、「過去のデータは参考程度にしかならない……」と思っていませんか?

それは大きな誤解です!

1994年以来、27年ぶりに阪神で行われた昨年は、『2019年は11番人気スティッフェリオを推奨!阪神開催でも使える「激うまポイント」に当てはまる馬は!?』の記事で取り上げたディープボンドが2着に好走しました。

阪神芝3200mと同じく直線の短い阪神内回りコース使用する阪神大賞典(G2、阪神芝3000m)では、「馬体重が500キロを超える馬」が大活躍!

2013~22年の過去10年で合計8勝を挙げており、今年も先ほど紹介したディープボンド(馬体重510キロ)が20年に続いて連覇を達成したのは記憶に新しいところでしょう。

22年ディープポンド (1人気) 510キロ
21年ディープポンド (3人気) 502キロ
20年ユーキャンスマイル (2人気) 500キロ
19年シャケトラ (1人気) 518キロ
17年サトノダイヤモンド (1人気) 506キロ
15年ゴールドシップ (1人気) 508キロ
14年ゴールドシップ (1人気) 508キロ
13年ゴールドシップ (1人気) 502キロ
※馬体重はレース当時

昨年の記事でも強調したとおり直線平坦な京都と比べて、ゴール前で急坂がある阪神ではパワーや馬格がある馬が有利になります。

また今年の出走予定馬で前走の馬体重が500キロを超えていた馬は意外に少なく、昨年に続いての参戦となるディープボンドを筆頭に4頭しかいません。


この中で注目は今年のメンバーで最高馬体重が予想されるヴァルコス。全2勝を阪神コースで挙げており、大型馬に有利な阪神芝3200m替わりで大変身の可能性を秘めた激走候補です!