【アメリカ遠征記】1週前追い切り。一言でいえばAmazing!

クラウンプライド


クラウンプライド担当助手の松田です。

ついさっきダービー1週前追い切りが終わりました。ひと言でいえばAmazing!やったね。

先行するアメリカの馬を追いかけてラスト1ハロンをしっかり伸ばす形でやって、先行馬を交わして先頭に立った後も余裕がありそうやったし、後ろから来られたらまた伸びる感じでとても良い動きでした。

日本とアメリカでは追い切りの常識が違って、例えばペースアップの仕方なんかも違うので、併せ馬で協力してもらうパートナーに説明するときは気を遣いました。これまでこちらで他の厩舎の追い切りを見てアメリカの調教スタイルはある程度分かっていたので、それを踏まえて「こういう感じで乗ってほしい」と伝えて。そこまで気を遣っても、僕のやりたいことの半分も出来るかどうか分からへんと思っていたんですが、時計も良く本当に理想的なイメージ通りの追い切りが出来ました!

連日多くの海外マスコミの取材を受けていて、そのなかで「何で馬場に長い時間出ているんだ?」ってよく聞かれるんですよ。ケンタッキーダービー当日は観客もいっぱい入るし、馬場に長い時間出ることで環境に慣れさせてるんだって答えると「へー、なるほど」みたいな反応で。こんな感じで、これまでのインタビューでは日本の調教スタイルそのものに興味を持っているような質問も多かったけど、 今日の追い切りを見ればクラウンプライドの評価が一変するんちゃうかな。ワクワクしますね。

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