【安田記念】今年は1頭だけ!「連対率100%」激走条件に完全一致した鉄板級軸馬

前走東京新聞杯1着イルーシヴパンサー

前走東京新聞杯1着イルーシヴパンサー


今週の安田記念(G1、東京芝1600m)は、直線で速い脚を繰り出した馬が活躍しているレースです。

その中でも「メンバー最速の上がり」をマークした馬は、ほぼ毎年馬券に絡んでいるのをご存知ですか?

▼安田記念の上がり最速馬成績(過去10年)
[4-3-2-2]
勝率36.4% 連対率63.8% 複勝率81.8%

東京競馬場は最後の直線が525mと長く、鋭い決め手を武器とする馬に有利な舞台。競馬ファンの中にも「東京=差し・追い込み有利」というイメージは定着しているのではないでしょうか。

ただ、「どの馬が安田記念で上がり最速を出すのか分からなくない?」と思った方も多いでしょう。

安心してください。上がり最速を記録して馬券に絡んだ9頭のうち、半数を超える5頭は「前走ラスト3ハロン33秒3より速い時計」で、「メンバー1位の末脚を使って連対」という共通点があり、この条件を満たした馬は[2-3-0-0]連対率100%なんです!

21年2着 グランアレグリア(1人気)
→前走1着(ラスト3ハロン32秒6)

20年1着 グランアレグリア(3人気)
→前走2着(ラスト3ハロン33秒1)

18年1着 モズアスコット(9人気)
→前走2着(ラスト3ハロン32秒9)

15年2着 ヴァンセンヌ(3人気)
→前走2着(ラスト3ハロン32秒7)

13年2着 ショウナンマイティ(3人気)
→前走2着(ラスト3ハロン32秒9)

そして今年、上記で紹介した激走条件を完全一致したのは、前走の東京新聞杯をメンバー1位となるラスト3ハロン33秒1で差し切ったイルーシヴパンサー1頭のみ。現在4連中も全てメンバー最速の上がりを使っており鉄板級の軸馬候補です!