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【ラジオNIKKEI賞】大波乱決着の昨年もズバリ!「3歳ハンデ重賞」だから狙える激走候補
2022/7/1(金)
斤量54kgと魅力的なゴーゴーユタカ
ラジオNIKKEI賞(G3、福島芝1800m)は、3歳限定戦で唯一となる「ハンデ戦」で行われます。
ハンデ戦では出走馬が均等に勝利できるよう負担斤量を調整。実績のある馬は重く、実績の乏しい馬は軽くすることにより、ゴール前で各馬が横一線となるようにすることが狙いです。
こうして多くのハンデ戦では、同斤量であれば敵わないであろう実力馬に、斤量の軽い馬が先着することが珍しくありません。
3歳限定のラジオNIKKEI賞も例外ではなく、直近5年の成績を振り返ると「ハンデ53~54キロ」が活躍。昨年も『過去10年で勝率60%!近年の「勝ちパターン」に該当する逆転候補!』の記事で紹介した、ハンデ54キロの1着ヴァイスメテオール(4人気)、3着ノースブリッジ(7人気)が揃って馬券に絡みました!
▼ハンデ別成績(過去5年)
~52 [0-0-1-11]複勝率 8.3%
53~54[3-5-4-31]複勝率27.9%
55~56[2-0-0-10]複勝率16.7%
57~ [0-0-0- 2]複勝率 0.0%
~52 [0-0-1-11]複勝率 8.3%
53~54[3-5-4-31]複勝率27.9%
55~56[2-0-0-10]複勝率16.7%
57~ [0-0-0- 2]複勝率 0.0%
注目はハンデが重すぎても、軽すぎてもダメなこと。ラジオNIKKEI賞は前身のラジオたんぱ賞の頃から「残念ダービー」と呼ばれるように、日本ダービーに出走できなかった馬が代わりに出走するレース……という位置づけです。
3歳牡馬クラシックで好勝負を演じた馬は秋まで休養に入るため、実績で勝る馬であっても本当の一線級とは言い難いのが特徴。逆に52キロより軽い馬は1勝クラスからの格上挑戦ということが多く、ハンデが軽くてもほとんど通用していません。
ただ、ハンデ53~54キロでも好走馬は全て「牡馬」で、牝馬は1頭も馬券に絡んでいないので要注意。また例外なく「前走で1600~2400mのレースに出走」という共通点がありました。
今年、上記で紹介した激走条件に完全合致したのは、下記の3頭。
いずれも1勝クラスを勝っている2勝馬で、形式上はオープンに格上挑戦とあって手頃なハンデで出走できるのが魅力。特にデビュー4戦して連対率100%と底を見せていないゴーゴーユタカは、54キロの恵量を味方に激走の予感がプンプン漂います!
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