【七夕賞】「福島=逃げ先行有利」は間違い!? 「激走ポジション」から浮上した逆転候補

マクり戦法で勝利経験があるエヒト

マクり戦法で勝利経験があるエヒト


突然ですが七夕賞(G3、福島芝2000m)は、道中後方に控えて勝負所でポジションを押し上げる「マクり」がハマりやすいレースなのをご存知ですか?

論より証拠。過去5年の1~3着馬15頭のうち、半数近い7頭が該当します。

▼「マクり」に該当した好走馬(過去5年)
●20年
1着 クレッシェンドラヴ(3人気)
道中11番手→5番手

3着 ヴァンケドミンゴ(6人気)
道中9番手→6番手

●19年
1着 ミッキースワロー(3人気)
道中10番手→4番手

2着 クレッシェンドラヴ(2人気)
道中12番手→8番手

●18年
1着 メドウラーク(11人気)
道中10番手→6番手

2着 マイネルサージュ(4人気)
道中12番手→8番手

●17年
3着 ソールインパクト(7人気)
道中9番手→5番手

夏の福島開幕2週目に行われる七夕賞は、馬場も荒れておらず4コーナーで10番手より後方から直線だけで差し切るのは至難の業です。

また3歳限定のラジオNIKKE賞と違い、前半から流れが速くなりやすいのが特徴。そのため直線が292mと短くても、「逃げ・先行馬有利」とは一概に言えません。

さらに今年は昨年の覇者トーラスジェミニを筆頭にショウナンバルディ、ヤマニンデンファレ、ロザムールと前に行きたい馬が揃いハイペース濃厚。道中後方に控えて勝負所でポジションを押し上げるマクり戦法がハマる可能性大です!

激走候補の筆頭は前走で七夕賞と同舞台の福島芝2000mを、「道中13番手→4コーナー1番手」の競馬で5馬身差圧勝したアンティシペイトでしょう。コース適性は証明済で不動の軸馬候補となります。

また過去にマクり戦法で勝利経験があるエヒトレッドジェネシスにも注目。どちらも道中10番手より後方から勝負所で先行集団まで押し上げて圧勝しており、穴候補として注目してください!