【セレクトセール2022】売上歴代最高!初日は億越え25頭と大盛況で終わる!

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4億5000万円で取引されたモシーンの2021

7月11日(月)、北海道苫小牧市のノーザンホースパークにてセレクトセール2022の1歳セッションが行われた。1歳セッションの総売上は128億7000万円。売却率は95.3%とともに歴代最高。233頭が上場され1億円超で落札された馬が25頭と活況の初日となった。

・高額落札馬ベスト5
1位 4億5000万円
モシーンの2021(牡、父モーリス)
2位 3億円
ジェイウォークの2021(牡、ドゥラメンテ)
3位 2億5000万円
アウェイクの2021(牡、父エピファネイア)
4位T 2億2000万円
ラルケットの2021(牡、父レイデオロ)
4位T 2億2000万円
ホームカミングクイーンの2021(牡、父モーリス)
4位T 2億2000万円
シーヴの2021(牡、父ドゥラメンテ)

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モシーンの2021

高額落札馬第1位を飾ったのはモシーンの2021。"ダノン"の冠名でお馴染みの(株)ダノックスが4億5000万円で落札した。落札価格は1歳セッションにおける歴代2位の価格。販売者は(有)ノーザンレーシング。母のモシーンは豪州でG1を4勝。半姉のプリモシーンはマイル重賞を3勝している。

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ジェイウォークの2021

第2位はジェイウォークの2021。購買者はツーワンレーシング、販売者は(有)ノーザンレーシング。父は昨年8月に亡くなり当歳が最後の世代となるドゥラメンテ。母のジェイウォークは18年にフリゼットS、BCジュベナイルフィリーズと米国2歳G1を2勝している。本馬が初仔となる。

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アウェイクの2021

第3位はアウェイクの2021。購買者は金子真人ホールディングス(株)、販売者は(有)ノーザンレーシング。父は21年度の年度代表馬エフフォーリアを送り出したエピファネイア。母のアウェイクは通算成績15戦1勝。16年フローラS3着馬。伯父には07年朝日杯FS勝ち馬のゴスホークケンがいる。

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ラルケットの2021

第4位は2億2000万円で3頭並んだ。まず1頭目はラルケットの2021。購買者は金子真人ホールディングス(株)、販売者はノーザンファーム。父レイデオロは17年日本ダービー勝ち馬で今年の1歳馬が初年度産駒となる。母のラルケットは08年クイーンC3着馬。半兄のステルヴィオは18年G1マイルCSなど重賞を2勝している。

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ホームカミングクイーンの2021

2頭目はホームカミングクイーンの2021。購買者は(株)ダノックス、販売者は(有)ノーザンレーシング。父は国内外のG1で6勝をあげたモーリス。母のホームカミングクイーンは12年英1000ギニー覇者。伯父には07年凱旋門賞勝ち馬のディラントーマスがいる。

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シーヴの2021

3頭目はシーヴの2021。購買者は"ショウナン"の冠名でお馴染みの国本哲秀氏、購買者は(有)ノーザンレーシング。父はドゥラメンテ。母のシーヴは未出走だが、半姉に米国G1のケンタッキーオークスを制したキャスリンソフィアがいる。半兄には20年にセレクトセール1歳セッションの歴代最高額となる5億1000万円で落札されたショウナンアデイブもいる。