【エルムS】好走馬の約8割が該当!「激走ポジション」から浮上した伏兵候補

先行力のあるロードエクレール

先行力のあるロードエクレール


突然ですがエルムステークス(G3、札幌ダ1700m)では、「逃げ先行馬」が大活躍!

過去10年の1~3着馬30頭のうち、8割を超える25頭が「4コーナー1~4番手」に付けていました。

▼エルムSの脚質別成績(過去10年)
逃げ [0-2-3- 5]複勝率50%
先行 [8-7-3-17]複勝率51.4%
差し [1-0-3-40]複勝率9.1%
追込 [0-0-1-40]複勝率2.4%
マクリ[1-1-0- 0]複勝率100%
※マクリは道中後方→4角1~4番手

スゴいでしょう? 過去10年で「先行」が8勝。「逃げ」と合わせて複勝率50%と圧倒的な成績を残しており、今年と同じく札幌ダ1700mで行われた2020年の1~3着独占を筆頭に、毎年必ず馬券に絡んでいます。

ただでさえダート戦は前に行った馬が有利。しかもエルムSが行われる札幌ダ1700mは直線が264.3mと短いだけに、後方からの差し切りは至難の業です。

また今年のエルムSは例年と比べて前に行きたい馬が少なく、前走4コーナー1~4番手に付けていた馬は上位人気が予想されるアイオライト、ウェルドーン、ブラッティーキッドなどが目立つ程度。

特にレースを引っ張る存在の逃げ馬候補はアメリカンシードロードエクレールの2頭しかおらず、前に行った馬が圧倒的有利のレースで人気薄の粘り込みに要注意です!