【小倉記念】昨年もダブル好走!荒れるハンデ戦で狙い目の「激アツデータ」に当てはまった人気薄

前走博多S2着のムジカ

前走博多S2着のムジカ


小倉記念(G3、小倉芝2000m)は昨年、6→5→8番人気の順で決着。20年も10番人気のアールスターが1着、13番人気のアウトライアーズが3着に激走したように、夏競馬の中でも特に荒れやすい重賞といえます。

ビックリするような高配当も期待できる一方で「穴を狙うにしても、どの馬を買えばいいか…」と悩んでしまいますよね。

でも大丈夫、安心してください!ハンデ重賞だからこそ狙える「激アツデータ」があるんです。

「前走クラス別成績」に注目してください。

▼前走クラス別成績(過去5年)
3勝クラス [2-1-2- 8]複勝率38.5%
オープン以上[3-4-3-36]複勝率21.7%

前走で「オープン以上」のレースを走っていた馬よりも「3勝クラス」を走っていた馬のほうが、高い好走率を残しているんです!

しかも驚くべきことに「前走3勝クラス」組の中でも特に狙い目なのが「2~9着」に負けていた馬。

[2-0-1-1]複勝率75.0%と出走数は少ないものの、該当すればほぼ馬券になっています。ひと言でいえば、格上挑戦で参戦してくる3勝クラス条件馬が買える重賞ということです!

▼「前走3勝クラス」「2~9着」から好走した馬(過去5年)
21年
1着 モズナガレボシ(6人気)
→前走・佐渡S3着

3着 スーパーフェザー(8人気)
→前走・不知火S3着

20年
1着 アールスター(10人気)
→前走・垂水S6着

小倉記念はサマー2000シリーズに組まれているG3ですが、来週には夏競馬唯一のG2で同じサマー2000シリーズの札幌記念が控えています。

本当に実力のある馬は札幌記念に向かうことが多いため、小倉記念のメンバーは比較的手薄。

またハンデ重賞のため「前走3勝クラス」で負けていた馬はハンデの恩恵が大きく、オープンや重賞で近走の振るわない馬よりも、好走確率が高まっていると考えられます。

今年の出走馬で上記条件に当てはまるのはムジカ1頭のみ!前走の博多ステークスでは上がり最速をマークして2着。今回は格上挑戦ながらも、斤量51kgと軽ハンデで挑めるだけに、激走があっても驚けません!