【新潟2歳S】昨年もワンツー決着!なのに見落とされがちな「好走馬の共通点」に合致した軸馬候補とは!?

好走馬の法則に合致したロードディフィート

好走馬の法則に合致したロードディフィート


新潟2歳ステークス(G3、新潟芝1600m)は毎年馬券に絡んでいるのに、意外と知られていない「好走馬の法則」があります。

注目してもらいたいのは、出走馬のローテーション!

▼間隔別成績(過去5年)
~中5週 [3-1-1-27]複勝率15.6%
中6週~ [2-4-4-23]複勝率30.3%

ご覧の通り「中5週以内」で使ってきた馬と比較すると、「中6週以上の間隔」で臨んだ馬が2倍近い複勝率を残しています!

新潟2歳Sは直近の新潟開催を使って勝ち上がった馬と、先の東京・福島開催で勝ち上がった馬が対決するレース。

近年は夏の暑さが厳しく、レース後熱中症になる馬も珍しくありません。また2歳馬は体力的にもまだまだ未熟。ゆえに中間、十分に調整できる間隔を空けて、万全な態勢でレースに臨んできた馬のほうが力を発揮しやすいのでしょう。

さらに詳しく調べると「中6週以上の間隔」で馬券に絡んだ10頭のうち、8頭は「前走左回りコース」で勝利していた馬。しかも、該当馬は13年から9年連続で馬券内に絡んでいます!

▼ 「中6週以上」かつ「前走左回りコースで勝利していた」好走馬(過去5年)
21年
1着セリフォス(3人気)
2着アライバル(1人気)

20年
2着ブルーシンフォニー(1人気)

19年
3着ビッククインバイオ(8人気)

18年
2着アンブロークン(2人気)

17年
1着フロンティア(3人気)
2着コーディエライト(5人気)
3着テンクウ(2人気)

該当馬が昨年はワンツーフィニッシュ。17年には1~3着を独占したように抜群の相性を示していますね!

JRA全10場のうち、左回りのコースは東京、中京、新潟のみ。新潟2歳Sはレース経験の浅い馬同士の戦いだけに、左回りで勝利実績のある馬は有利に働くといえそうです。

今年の出走馬で「中6週以上」「前走左回りコースで勝利していた」この条件に当てはまるのは、ロードディフィートのみ!

前走は東京芝1400mで行われた未勝利戦を上がり最速で快勝。今回は中9週の間隔を空けてじっくりと調整されています。好勝負が期待できる1頭です!