【キーンランドC】5年続けて好走中!人気がなくても要注意の爆弾馬とは!?

7枠13番メイショウミモザ

7枠13番メイショウミモザ


突然ですがキーンランドカップ(G3、札幌芝1200m)は、内枠より「外枠」に入った馬が有利のレースです。

百聞は一見にしかず。過去5年の枠順別成績を振り返ると、内枠に入った馬の勝利はゼロ。好走馬は外枠に集中しています。

▼キーンランドCの枠順別成績(過去10年)
1~4枠[0-2-2-33]複勝率10.8%
5~8枠[5-3-3-29]複勝率27.5%

札幌開催の終盤に行われるキーンランドCは内ラチ沿いの芝が掘り返され、外差しが決まりやすいのが特徴。そのため直線で馬場の良い外目に持ち出しやすい、外枠に入った馬が活躍しているのをご存知でしたか?

しかし、外枠有利といっても「どの馬を買えばいいの?」という方も少なくないでしょう。

安心してください。過去5年で外枠から馬券に絡んだ11頭を詳しく調べると、興味深いことに半数を超える8頭が「牝馬」でした。

▼外枠に入った牝馬の好走(過去5年)
●21年
1着 レイハリア(3人気)
2着 エイティーンガール(7人気)

●20年
1着 エイティーンガール(5人気)
3着 ディメンシオン(9人気)

●19年
3着 リナーテ(3人気)

●18年
1着 ナックビーナス(1人気)

●17年
2着 ソルヴェイグ(2人気)
3着 ナックビーナス(5人気)

牡馬と比べて神経質な牝馬にとって馬群でモマれる可能性が低い外枠は、スムーズな競馬がしやすく高確率で能力を発揮できるようです。

今年、キーンランドCで外枠に入った牝馬は、下記の4頭。


昨年、揃って外枠から好走しているエイティーンガールレイハリアはもちろんのこと、注目は人気薄が予想されるメイショウミモザ

5走前の小倉芝1200mでは5枠9番から荒れた内ラチ沿いを避けて、直線で大外に持ち出して快勝。キーンランドCの好走傾向から久々のスプリント戦でも大変身の可能性を秘めています!