【京成杯オータムハンデ】斤量を見るだけで狙い馬がわかる!?「荒れるハンデ重賞」で見つけた軸馬候補

前走中京記念1着ベレヌス

前走中京記念1着ベレヌス


京成杯オータムハンデ(G3、中山芝1600m)、従来の定説を覆す驚くべき傾向があります。

聞いて驚かないでください。京成杯オータムハンデでは「前走からハンデが増えた馬」が活躍しているのをご存知ですか?

▼前走からの斤量比較別成績(過去10年)
斤量増[2-2-3-15]複勝率31.8%
増減無[2-3-3-33]複勝率19.5%
斤量減[5-4-3-64]複勝率15.8%

▼前走から斤量増で好走した馬
●21年
2着 コントラチェック(12人気)
前走55キロ8着→55.5キロ

●20年
1着 トロワゼトワル(4人気)
前走54キロ2着→55キロ

2着 スマイルカナ(3人気)
前走50キロ1着→52キロ

●18年
3着 ロジクライ(2人気)
前走56キロ2着→56.5キロ

●16年
3着 ダノンプラチナ(2人気)
前走57キロ4着→58キロ

●15年
3着 ヤングマンパワー(7人気)
前走53キロ3着→54キロ

●12年
1着 レオアクティブ(2人気)
前走53キロ→54キロ

当たり前ですがハンデ戦では前走成績の良い馬や実績馬には重く、直近が不振の馬や格下馬は軽くなるよう負担重量を調整します。

こうして多くのハンデ戦では、同斤量であれば敵わないであろう実力馬に、軽ハンデの馬が先着することが珍しくありません。

ところが京成杯オータムハンデでは全く逆。前走から斤量の増えた馬の方が好成績をマークしていて、2頭しか該当馬がいなかった昨年も12番人気の伏兵コントラチェックが2着に激走しました。

今年も前走から負担重量が増えての出走になるのは、下記の2頭のみ。

ダーリントンホール
前走56キロ3着→56.5キロ

ベレヌス
前走55キロ1着→57キロ

どちらも荒れるハンデ重賞で好成績を残している斤量増馬として注目してください!