騎手が調教着を選ぶときに最も重要視することは⁉︎【高田潤コラム】

高田潤

2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!


皆さん、こんにちは!!
高田潤です!!

関西は、今週から朝晩、一気に寒くなってきましたね…(o_o) 嫌な季節です…(´;ω;`)

まだ日中は暖かいですが、今週の栗東トレセンの朝は6℃でした…

朝の調教で着る防寒着には毎年拘ってきましたが、時代の進歩に伴い毎年毎年優れたウェアが登場しますよね(^^)

でも本当に機能性の高いウェアは、やはり需要が高くすぐに完売となってしまいます。その上、僕たちジョッキーは基本的にSサイズとなりますので、余計に完売してしまいます…
ですので、僕はもう今の時期ごろから防寒着のチェックは欠かさずにしています(^^;;

それでも真冬は寒いですけどね…( ̄▽ ̄;)

防寒力が高くて動きやすいオススメのウェアがありましたら、ぜひ教えていただきたいと思います^_^

ちなみにですが、馬に乗るときに着るウェアで、僕たちが一番重要視するところは何か?皆さんわかりますか??

動きやすさはもちろんなんですが、実は馬に乗る上でそれよりももっと重要なことがあります!!

それは『音』です。

馬は本当に繊細な生き物ですので、走り出して風を受けたときに袖がパタパタしたり、シャカシャカと音が鳴ったりするウェアは、それだけで馬が反応してしまいます…

なので僕たちは、調教で着るウェアを選ぶときにまず真っ先に、音が鳴らない素材や生地か?というところをチェックします。

どれだけ機能性が高く動きやすくてカッコいいデザインのウェアだったとしても、音が鳴れば着ることはありません…( ̄▽ ̄;)

朝晩が寒く、日中は気温が上がる今の時期は本当に体調を崩しやすいと思いますので、特に朝から夜遅くまで長時間外出されるときなどは、皆さんもくれぐれもお気をつけ下さい(>人<;)

とはいえ、寒さにめっぽう強い競走馬たちにとっては過ごしやすい時期ですので、トレセンでも毎日元気いっぱいに走っています(^^)

そして秋のG1シリーズも大変盛り上がっていますので、皆さんも大いに競馬を楽しんでいただければと思います!!