【京成杯】イメージよりも荒れる!4年間継続中の「穴馬激走パターン」に当てはまった超人気薄

16年京成杯を勝った関西馬プロフェット

16年京成杯を勝った関西馬プロフェット


京成杯(G3、中山芝2000m)は昨年、6→5→8番人気の順で決まり、1~3人気は揃って馬券外。

過去10年の結果を振り返ってみても、1番人気は3勝のみ。一方で5番人気以下が半数の5勝を挙げているように、イメージ以上に穴馬が台頭しているレースといえます。

キャリアの浅い3歳馬の一戦だけに、どんな切り口から予想を組み立てるか迷っている方も多いと思います。

そんな皆さんにとっておきの「穴馬ポイント」を今回特別に教えちゃいます!人気薄と聞くと難しいかもしれませんが、そんなことはありません。とってもシンプルです。

京成杯は「関西馬」の激走に注意してください!

▼京成杯で好走した主な関西馬(過去10年)
13年2着 アクションスター(5人気)

14年2着 キングズオブザサン(1人気)

15年1着 ベルーフ(3人気)

15年3着 クルーガー(6人気)

16年1着 プロフェット(5人気)

17年2着 ガンサリュート(7人気)

19年3着 ヒンドゥタイムズ(7人気)

20年3着 ディアスティマ(6人気)

21年3着 テンバガー(6人気)

22年3着 ヴェローナシチー(8人気)

過去10年のうち、2018年を除いた9年間で好走、ほぼ毎年のように、1頭は馬券に絡んでいます。

しかも人気を見ても分かるように「5人気以下」と低評価だった馬が多いんです。

3着以内馬の平均人気で見ても、関東馬が19頭好走して「3.7人気」だったのに対して、関西馬は10頭好走して「5.4人気」となっており「穴を空けるなら関西馬」の図式が成り立っています。

関西圏には2月初旬に『きさらぎ賞』が組まれていることもあって、あえて京成杯に使ってくる関西馬は勝負気配濃厚、と考えていいでしょう。

ただし、やみくもに関西馬を買えばいいワケではありません。好走した関西馬10頭のうち、6頭は「前走1着」で、昨年8番人気で激走したヴェローナシチーもこのパターンに該当して、穴を空けました。

今年は関西馬が4頭出走していますが、前走1着なのはサヴォーナ、ただ1頭のみ!

未勝利戦を勝ったばかりの重賞挑戦となりますが、昨年3着のヴェローナシチー、21年3着のテンバガー、17年2着のガンサリュートも同様に未勝利1着からの参戦で好走。3歳馬同士の一戦なら、格負けの心配はいらないでしょう。人気薄濃厚だけに、押さえておきたい穴候補といえそうです!