【根岸S】直近レースの距離で狙い馬が分かる!?「激アツ条件」に該当した爆弾穴馬!

東京ダート1400mで一変の可能性があるケンシンコウ

東京ダート1400mで一変の可能性があるケンシンコウ


突然ですが根岸ステークス(G3、東京ダ1400m)は、「前走で1600mより長い距離を走っていた馬」が激アツ!

論より証拠。過去5年の1~3着馬15頭のうち約半数の7頭が該当しており、この中には2018年1着ノンコノユメ(6人気)、21年2着ワンダーリーデル(10人気)などの伏兵や穴馬も含まれています。

▼根岸S前走距離別成績(過去5年)
~1300m[2-1-0-18]複勝率14.3%
1400m [1-2-2-31]複勝率13.9%
1600m~[2-2-3-13]複勝率35.0%

▼前走から距離短縮した主な好走馬
●21年
2着 ワンダーリーデル(10人気)
3着 タイムフライヤー(2人気)

●20年
1着 モズアスコット(3人気)

●19年
3着 クインズサターン(5人気)

●18年
1着 ノンコノユメ(6人気)
2着 サンライズノヴァ(1人気)
3着 カフジテイク(2人気)

根岸Sで前走から距離短縮馬が活躍している理由として、「ダート短距離重賞のレース形態」が考えられます。

特にJRAで唯一のダ1200m重賞で暮れの中山で行われるカペラSからは、毎年のようにスピード自慢の逃げ・先行馬が多数参戦。そのため必然的にレースの流れが速くなり、直近のレースで長い距離を走った経験が生きてくるようです。

しかし、前走で1600mより長い距離を走っていたからと言って、何でも狙っていいかは別問題。

過去5年に好走した距離短縮馬7頭のうち、当時初ダートだったモズアスコットを除く6頭には「東京ダ1600m重賞で1~3着」という共通点がありました。

今年、上記の激走条件に該当するギルデッドミラー(武蔵野S1着)、レモンポップ(武蔵野S2着)は、どちらも強力な軸馬候補となります。

穴で注目は2020年のユニコーンSで、11番人気の低評価を覆し3着に入ったケンシンコウ。初のダ1400mで大変身の可能性を秘めた激走候補です!