【中山記念】過去10年で7勝!ほぼ毎年馬券になる「勝利の方程式」に合致した軸馬候補

前走香港で2着と勢いに乗るダノンザキッド

前走香港で2着と勢いに乗るダノンザキッド


中山記念(G2、中山芝1800m)は、実績馬が比較的有利な斤量で出られるグレード別定戦で行われます。

そのため近年はドバイワールドCや香港クイーンエリザベス2世Cを目指す馬達の前哨戦として、出走馬のレベルが格段に上がっているのをご存知でしょうか?

論より証拠。過去10年の前走クラス別成績では「前走G1組」が7勝をマーク。逆に直近のレースでオープン特別に使っていた格下馬は、ほとんど通用していません。

▼中山記念の前走クラス別成績(過去10年)
G1 [7-5-4-28]複勝率36.4%
G2・G3 [3-4-5-43]複勝率21.8%
オープン[0-0-2-21]複勝率8.7%
※G1は前走海外レースを含む

また前走G1組のなかでも「前走G1連対馬」に限定すると[3-1-2-4]複勝率60%まで上昇。馬券に絡んだ6頭は例外なく3ヶ月を超える休養明けでの出走で、大目標は先で余裕残しの仕上げにも関わらず好走しているのは見逃せません。

▼前走G1連対馬の成績(過去10年)
[3-1-2-4]複勝率60%

●20年
2着 ラッキーライラック(2人気)

●19年
3着 ステルヴィオ(2人気)

●16年
1着 ドゥラメンテ(1人気)
3着 リアルスティール(2人気)

●15年
1着 ヌーヴォレコルト(3人気)

●14年
1着 ジャスタウェイ(2人気)

今年、前走G1競走連対馬はダノンザキッド(前走香港C2着)、ヒシイグアス(前走宝塚記念2着)が該当。ただ、ヒシは約8ヶ月に及ぶ長期休養明け。2016年に同じく堀厩舎の管理馬1着ドゥラメンテ(前走日本ダービー1着)の例があるとはいえ、状態面が気になるところ。

そこで連軸候補にはダノンザキッドがお薦め。昨年12月に行われた香港国際競走からの参戦も20年2着ラッキーライラックの好走例があり、海外遠征帰りでも要注目です!