【クラウンプライドの中東遠征記】ドバイの今vol5

朝日を浴びるゴライコウ

朝日を浴びるゴライコウ


決戦の日まであともう少し。

今度こそは勝ちたい。

リメイクの1週前追い切りが終了しました。長めから終いをしっかりやるイメージ通りの追い切りでした。動きも終いはしっかり動けてたし、現状では良い状態だと思います。

トモの筋肉も1回競馬を使ったことでパンプアップしたと思います。筋肉に疲労を残さないように、日本から持ってきた低周波の機械でしっかりケアしてるので、納得出来る状態で競馬に向かえそうです。

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リメイク

来週の最終追い切りには、豊さんに乗ってもらおうと思ってます。どんなジャッジをしてもらえるか、今から楽しみです。

そして火曜日の夜中、というか水曜日の朝方か!?

ゴライコウが到着しましたよ。

初めての海外でちょっと緊張気味な感じでしたが、リメイク&クラウンと同じ時間を過ごせるので意外と慣れてくれるのではないかと思ってます。

これもステーブルメイトが側にいる強みかも知れないですね。また競馬当日のゴライコウの馬装具にも注目してもらえると嬉しいです。

前回のコラムを読んでくれた皆さんから「ラーメン食レポする前にさっさと大事なこと書けよ」と言われそうなので(笑)…、ドバイの馬場の特徴についてちょっと書きますね。サラッとやけど。この話を聞けば応援にも力入るんじゃないかと思います。

まず馬場1周1750メートル。

栗東でいうとCウッドコースと同じくらいですね。

栗東では外側が速く内側は遅くと馬場使用基準法で決まっているのですが、ドバイは日本とは逆で内側が速く外側は遅くと、馬の調教スピードで走らせる馬場が違うんです。また大外は逆回りで常歩、速歩が出来るようになってるんです。因みにアメリカもドバイと同じく内速外遅です。

またダートの質は、日本と異なり粒子が細かくキュッと締まりやすい感じで、手に持って握るとちょっと固まる感じ。サウジの馬場に比べて浅く、スピードが要求されそうな馬場で、栗東のポリに近いような感じさえもします。

コーナーはちょっとタイトな感じかな。バンクがついてるので曲がりやすいけど、乗ってると「あれ!?コーナー長くない?」って錯覚するような感じもする。

ドバイの馬場を攻略するために、レースまでに試行錯誤しながら調整したいと思ってます。

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クラウンプライド

サウジの悔しさをバネに、ドバイの馬場にフィットする走り方に各馬の走行フォームをリメイクし、

王冠(クラウン)のプライドを持ってレースに挑み、

レース後にドバイに上るゴライコウを拝んでみたい。

因みに最初の写真はゴライコウに御来光。

さあ みなさん応援の用意は良いですか?

迫ってきてますよ。