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【フローラS】昨年勝った国枝栄調教師に聞く"フローラSの立ち位置"
2023/4/19(水)

昨年のフローラSを勝った国枝厩舎のエリカヴィータ
■22年フローラS1着
エリカヴィータ(牝4、美浦・国枝厩舎)
国枝栄調教師
——エリカヴィータはフェアリーステークスで10着に敗れた後、フローラステークスに向かいました。レース選択の意図を教えてください。
国枝調教師(以下、国):期待している馬なので桜花賞へ出走させたいと思っていましたが、フェアリーで結果が出ず出走が厳しいということで、目先を変えてオークスを目指す意味でここを選択しました。
——先生はフローラステークスについてどのようなイメージをお持ちですか。
国:オークスへ向かうことを考えると、その世代のトップクラスの馬が出走する桜花賞がやはり王道でしょう。フローラは桜花賞への出走が叶わなかった馬たちにとって、オークスへ向けて最後のチャンスですよね。
桜花賞に間に合わなかった馬でも、ここならオークスへ間に合わせるのにレース間隔としてもちょうど良いと思います。桜花賞の阪神1600と違って馬場が広い東京コースで走りやすいですし、距離も2000に延びることで新たなチャンスを掴める馬も出てきますよね。
——なるほど。エリカヴィータがフローラステークスへ向かうときの調整過程はいかがでしたか。
国:フェアリーでは4コーナーでバランスを崩すところがありましたが、その影響もなく中間は元気が良かったですよ。牧場でもしっかり調教出来て体も締まって良くなりましたし、順調でした。フェアリーではゲートが良くなかったのでゲート練習をしましたが、それも順調にいきました。
——初めて田辺騎手とコンビを組みました。レースを振り返っていかがでしたか。
国:レース前に「能力があると思うし、上手いこと乗ってくれれば面白いんじゃないか」と田辺に伝えたことは覚えています。彼も開幕週の馬場を考えて、上手に乗ってくれたと思いますよ。少し窮屈になるところがありましたがゴール前でグンと伸びましたし、良い勝負根性があると思いました。雨が降るなかよく頑張って走ってくれましたね。
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