【ユニコーンS】昨年も人気薄2頭が該当!毎年のように好走する「マル秘データ」に当てはまる伏兵馬

この舞台でも好走歴があるサンライズジーク

この舞台でも好走歴があるサンライズジーク


競馬の予想をする上で、重要なポイントのひとつが「コース」の特徴を把握しておくこと。同じ競馬場でも距離が違えば傾向は大きく異なってきます。

ユニコーンステークス(G3)が行われる東京ダ1600m、最大の特徴は「スタート地点が芝」であること。

スタート後、150~180m(枠順によって異なる)の間は芝を走るため、ダート戦でありながら芝への対応力も問われます。

実際に近年のユニコーンSでは、芝でデビュー歴のあった馬が毎年のように好走しているんです!

▼芝出走歴があった好走馬(過去5年)
18年3着 エングローサー(7人気)
→芝1400mでデビュー(3着)

19年1着 ワイドファラオ(3人気)
→芝1600mでデビュー(2着)

19年3着 ダンツキャッスル(6人気)
→芝1600mでデビュー(7着)

21年1着 スマッシャー(7人気)
→芝1800mでデビュー(5着)

22年2着 セキフウ(9人気)
→芝1400mでデビュー(6着)

22年3着 バトルクライ(8人気)
→芝1600mでデビュー(4着)

あまりにも好走例が多いので過去5年から抜粋しましたが、過去10年のうち、9年で「芝デビュー」の馬が好走。

唯一、該当しなかった2020年も2着に入ったデュードヴァンは芝の重賞・アーリントンCに出走しており、芝経験馬が活躍していることは間違いありません。

これは同じ東京ダ1600mで行われるフェブラリーSや武蔵野Sと比較しても、特にユニコーンSで目立つ傾向です。芝スタートであると同時に、ユニコーンSは梅雨時の6月に開催されるため、雨や湿気の影響でダートの砂質が軽くなります。よって、芝への適性を見出されていた馬に向くレースとなっているのでしょう。

今年の出走メンバーで「芝デビュー」だった馬は意外と少なく、サンライズジークとジャスパーバローズの2頭のみ。

特にサンライズジークは東京ダ1600mで2勝を挙げているベストの舞台!得意コースに戻ればあっさり巻き返しがあっても驚けませんよ!