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勝利コメント&研究員の目【6/6・東京6~10R】
2010/6/6(日)
≪勝利コメント&研究員の目≫
【6/6・東京6~10R】
●東京6R 3歳500万下・牝(芝1600m)
1着 ウインクリアビュー(岩田騎手)
「すごく賢く、乗りやすい。指示しなくても、道中はムキにならずに流れに乗り、追えば弾ける。他馬が来たら、もうひと伸びする根性もある。これで3戦目なんだから、驚きだよ」
(鈴木伸調教師)
「小さなトラブルに泣かされてデビューが遅れたが、もともとの期待馬。大切にして、ようやく走れる態勢が整ってきたところ。もっと体が張るはずだし、良くなるよ。いったん放牧を挟み、北海道シリーズに向いたい」
2着 モエレシノノメ(柴山騎手)
「いい脚だった。1400mでもかかる馬。意識してインに入れたが、マイルでも折り合いすぎるくらいだったよ。競馬を憶えてきたね」
4着 オメガブルーライン(蛯名騎手)
「競馬が上手だし、いいレースができたが、最後は止まった。ちょっと距離が長いのかも」
・岩田騎手がベタ褒めするように、能力の高さは相当。特に、キレと持続力を持ち合わせる末脚は魅力。これから休養をはさむ予定で、さらに成長した姿で秋を盛り上げてもらいたい。
●東京7R 4歳上500万下(芝2400m)
1着 ウインシュールマン(C・ウィリアムズ騎手)
「フットワークがパワフルで、なかなかのファイター。前回の新潟でも跨り、今度こそはと思っていたよ。本当に渋太い。よく凌いでくれた」
2着 ゴールドスパークル(松岡騎手)
「どうもウィリアムズには負けるなぁ(天皇賞・春も2着)。ためれば脚を使う馬だから、作戦どおりだったが、いったん出たのに差し返された」
3着 キングスチャペル(福永騎手)
「待ったら負けるのがこの馬の特徴だから、早めに先頭へ。それでも、気を抜いてしまった」
・直線で荒れ気味のインを通って最後まで粘りこんだように渋太さが持ち味。相手なりにも走れるタイプであり、持久戦になるようなら昇級でもアッサリ通用するのではないか。
●東京8R 4歳上1000万下(ダ1300m)
1着 ブラッシュアップ(藤岡佑騎手)
「初めての短距離だけに、付いていけるか不安だったが、左回りだともたれず、走りがスムーズ。厩舎からもじっくりいってほしいとの指示で、うまく脚がためられた。内外が離れ、じりじりとしか差が詰まらなかったけど、馬体を併せていれば、もっと伸びたと思う。もともと力がある馬だし、ようやく適性も見えてきた」
2着 ステイドリーム(大庭騎手)
「スタートが決まり、道中の手応えもばっちり。インで我慢して前が開くのを待ち、やったと思ったのに。あれで差し切られては仕方がない」
・勝った藤岡佑Jの姿を見て、あれ?これどっかで見たぞ!と思ったのだが、それもそのはず。昨日のサマーウインドと同じ勝負服、同じ騎手なのだから。前走で10着と大敗したことで大きく人気を落としてしまったが、それは勝ち馬に離されて戦意を喪失しただけ。さらによくよく考えるとダートの成績は[2-6-4-3]であり、混戦でこそ狙うべき馬の典型。また、7Rもそうなのだが、関西馬であることも、何かしらの勝負気配があったと言えそう。2着馬については、完全に本格化しており、もう崩れないだろう。
●東京9R ホンコンJCT(芝1800m)
1着 チュウワプリンス(岩田騎手)
「まだ性格が子供だから、乗り方に注文が付くけど、最後まで諦めずに走ってくれれば、これくらいはやれる馬。まだ成長段階だし、もっと奥があるはずだよ」
2着 トゥリオーニ(内田博騎手)
「いいかたちに持ち込めたが、あと一歩。よく走っている」
3着 マイヨール(石橋脩騎手)
「ゆっくり出したが、他が行かなくて。単騎逃げでも粘れると思ったが」
4着 ヒカルルーキー(北村宏騎手)
「うまくスタートが切れたので、この馬場を考え、平均的にラップを刻ませた。これが休み明けだし、変わってくる部分も多いはず」
6着 シングンレジェンド(小林淳騎手)
「意識的に出して前へ。ジリジリ伸びているが、時計が速い」
7着 エジソン(蛯名騎手)
「もっと長い距離で、平均的に流していったほうがいいタイプだね」
・逃げたいマイウエイが逃げられず、競馬を覚えさせたいマイヨールが仕方なくハナに行くという、意図したところとはかみ合わない展開。マイヨールが逃げると縦長になるため、タフな馬が台頭する。その意味でも、集中力に問題があり、先行して強い競馬をしてきた勝ち馬には展開が向いたと言える。まだまだ先が楽しみな1頭。
●東京10R 麦秋S(ダ1600m)
1着 エアマックール(後藤浩騎手)
「今日は怖いくらいの仕上がり。最高に張り詰め、これで勝たないとしょうがないデキだったからね。道中もスムーズで、安心して乗れた。これで馬も楽ができ、先につながる」
2着 ケイアイエーデル(丸田騎手)
「突進しそうなところでゲートが開き、これ以上ないスタート。軽ハンデを生かせ、よくがんばってくれましたが、外から来られたときに馬任せずにせず、もうひと呼吸待っていれば、もっとやれたと思います」
3着 ギシアラバストロ(北村宏騎手)
「よく走った。1400mならもっと我慢できる」
4着 キュートエンブレム(田中勝騎手)
「軽い斤量で、走りやすかったみたい。狙いどおりに前目で進められた」
6着 カネスラファール(吉田豊騎手)
「もうひとがんばりがほしい現状だが、いい脚を使っている」
・中山しか走らないと思われていたのに、前走で先行して強い競馬をすると、2戦目でさらに強い競馬。OPに行っても通用するだけのパフォーマンスだった。そういえば、「怖いくらいの仕上がり」というフレーズはショウワモダンがダービー卿CTを勝った時にも言っていたなぁ。今の後藤騎手は、成長を遂げたイイ馬達に恵まれていて、公私ともに順風満帆!
【6/6・東京6~10R】
●東京6R 3歳500万下・牝(芝1600m)
1着 ウインクリアビュー(岩田騎手)
「すごく賢く、乗りやすい。指示しなくても、道中はムキにならずに流れに乗り、追えば弾ける。他馬が来たら、もうひと伸びする根性もある。これで3戦目なんだから、驚きだよ」
(鈴木伸調教師)
「小さなトラブルに泣かされてデビューが遅れたが、もともとの期待馬。大切にして、ようやく走れる態勢が整ってきたところ。もっと体が張るはずだし、良くなるよ。いったん放牧を挟み、北海道シリーズに向いたい」
2着 モエレシノノメ(柴山騎手)
「いい脚だった。1400mでもかかる馬。意識してインに入れたが、マイルでも折り合いすぎるくらいだったよ。競馬を憶えてきたね」
4着 オメガブルーライン(蛯名騎手)
「競馬が上手だし、いいレースができたが、最後は止まった。ちょっと距離が長いのかも」
・岩田騎手がベタ褒めするように、能力の高さは相当。特に、キレと持続力を持ち合わせる末脚は魅力。これから休養をはさむ予定で、さらに成長した姿で秋を盛り上げてもらいたい。
●東京7R 4歳上500万下(芝2400m)
1着 ウインシュールマン(C・ウィリアムズ騎手)
「フットワークがパワフルで、なかなかのファイター。前回の新潟でも跨り、今度こそはと思っていたよ。本当に渋太い。よく凌いでくれた」
2着 ゴールドスパークル(松岡騎手)
「どうもウィリアムズには負けるなぁ(天皇賞・春も2着)。ためれば脚を使う馬だから、作戦どおりだったが、いったん出たのに差し返された」
3着 キングスチャペル(福永騎手)
「待ったら負けるのがこの馬の特徴だから、早めに先頭へ。それでも、気を抜いてしまった」
・直線で荒れ気味のインを通って最後まで粘りこんだように渋太さが持ち味。相手なりにも走れるタイプであり、持久戦になるようなら昇級でもアッサリ通用するのではないか。
●東京8R 4歳上1000万下(ダ1300m)
1着 ブラッシュアップ(藤岡佑騎手)
「初めての短距離だけに、付いていけるか不安だったが、左回りだともたれず、走りがスムーズ。厩舎からもじっくりいってほしいとの指示で、うまく脚がためられた。内外が離れ、じりじりとしか差が詰まらなかったけど、馬体を併せていれば、もっと伸びたと思う。もともと力がある馬だし、ようやく適性も見えてきた」
2着 ステイドリーム(大庭騎手)
「スタートが決まり、道中の手応えもばっちり。インで我慢して前が開くのを待ち、やったと思ったのに。あれで差し切られては仕方がない」
・勝った藤岡佑Jの姿を見て、あれ?これどっかで見たぞ!と思ったのだが、それもそのはず。昨日のサマーウインドと同じ勝負服、同じ騎手なのだから。前走で10着と大敗したことで大きく人気を落としてしまったが、それは勝ち馬に離されて戦意を喪失しただけ。さらによくよく考えるとダートの成績は[2-6-4-3]であり、混戦でこそ狙うべき馬の典型。また、7Rもそうなのだが、関西馬であることも、何かしらの勝負気配があったと言えそう。2着馬については、完全に本格化しており、もう崩れないだろう。
●東京9R ホンコンJCT(芝1800m)
1着 チュウワプリンス(岩田騎手)
「まだ性格が子供だから、乗り方に注文が付くけど、最後まで諦めずに走ってくれれば、これくらいはやれる馬。まだ成長段階だし、もっと奥があるはずだよ」
2着 トゥリオーニ(内田博騎手)
「いいかたちに持ち込めたが、あと一歩。よく走っている」
3着 マイヨール(石橋脩騎手)
「ゆっくり出したが、他が行かなくて。単騎逃げでも粘れると思ったが」
4着 ヒカルルーキー(北村宏騎手)
「うまくスタートが切れたので、この馬場を考え、平均的にラップを刻ませた。これが休み明けだし、変わってくる部分も多いはず」
6着 シングンレジェンド(小林淳騎手)
「意識的に出して前へ。ジリジリ伸びているが、時計が速い」
7着 エジソン(蛯名騎手)
「もっと長い距離で、平均的に流していったほうがいいタイプだね」
・逃げたいマイウエイが逃げられず、競馬を覚えさせたいマイヨールが仕方なくハナに行くという、意図したところとはかみ合わない展開。マイヨールが逃げると縦長になるため、タフな馬が台頭する。その意味でも、集中力に問題があり、先行して強い競馬をしてきた勝ち馬には展開が向いたと言える。まだまだ先が楽しみな1頭。
●東京10R 麦秋S(ダ1600m)
1着 エアマックール(後藤浩騎手)
「今日は怖いくらいの仕上がり。最高に張り詰め、これで勝たないとしょうがないデキだったからね。道中もスムーズで、安心して乗れた。これで馬も楽ができ、先につながる」
2着 ケイアイエーデル(丸田騎手)
「突進しそうなところでゲートが開き、これ以上ないスタート。軽ハンデを生かせ、よくがんばってくれましたが、外から来られたときに馬任せずにせず、もうひと呼吸待っていれば、もっとやれたと思います」
3着 ギシアラバストロ(北村宏騎手)
「よく走った。1400mならもっと我慢できる」
4着 キュートエンブレム(田中勝騎手)
「軽い斤量で、走りやすかったみたい。狙いどおりに前目で進められた」
6着 カネスラファール(吉田豊騎手)
「もうひとがんばりがほしい現状だが、いい脚を使っている」
・中山しか走らないと思われていたのに、前走で先行して強い競馬をすると、2戦目でさらに強い競馬。OPに行っても通用するだけのパフォーマンスだった。そういえば、「怖いくらいの仕上がり」というフレーズはショウワモダンがダービー卿CTを勝った時にも言っていたなぁ。今の後藤騎手は、成長を遂げたイイ馬達に恵まれていて、公私ともに順風満帆!
by 研究員サトナカ
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