スーパーホーネット「本当にあと一歩・・・」

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またしても2着。2歳時の朝日杯から始まり、実に4度目のGⅠ2着となったスーパーホーネット(牡7、栗東・矢作厩舎)。
ショウワモダンの外から脚を伸ばすと、一旦はまとめて差し切るかという程の脚色をみせるも、ショウワモダンのしぶとさに屈した。

検量室前に引き上げてきた藤岡佑介騎手も「追い切りに跨り、状態は上向いていると感じた。返し馬でも気合いを前面に出していたしね。いい位置で競馬ができ、外に出した時点で勝てると思ったが、並んでからが長かったね。最後の1ハロンは祈るような気持ち。本当にあと一歩」と、流石に悔しさをにじませた。

今年で7歳を迎え、衰えが懸念された同馬だったが矢作芳人調教師
「この速い時計で走れ、衰えていないことが証明できたが、2着では満足できない。状態次第となるが、秋は天皇賞、マイルCSと使いたい」と早くも先を見据える。
善戦マンでは終わらないためにも、真価が問われる秋になりそうだ。