【アイビスサマーダッシュ】連対率7割超え!昨年は1頭推奨馬が激走「激走ポジション」該当馬

昨年不利な条件から5着に粘ったスティクス

昨年不利な条件から5着に粘ったスティクス


突然ですがアイビスサマーダッシュ(G3、新潟芝1000m)には、該当馬の約7割が連対している「激走ポジション」があります。

コレはスゴいですよ? 2022年は『5年続けて連対中!千直競馬の「激走ポジション」から浮上した伏兵候補』の記事で紹介した唯一の該当馬、シンシティが2着に入ったのをご存知ですか?

百聞は一見にしかず。ズバリ、アイビスSは「逃げ馬」を狙えばOKなんです!

▼アイビスSD脚質別成績(過去5年)
逃げ [2-4-0- 2]複勝率75%
先行 [1-1-3-11]複勝率31.3%
差し [1-0-0-38]複勝率2.6%
追込 [1-0-2-21]複勝率12.5%

▼アイビスSDで好走した逃げ馬
●22年
2着 シンシティ(2人気)

●21年
2着 ライオンボス(2人気)

●20年
2着 ジョーカナチャン(2人気)

●19年
1着 ライオンボス(1人気)
2着 カッパツハッチ(3人気)

●18年
2着 ラブカンプー(2人気)
※18・19年は2頭が先頭併走

過去5年の1~3着馬15頭中11頭が「1~4番手」で、そのうち3分の1を超える6頭が「逃げ馬」。馬場状態が良い新潟開幕週に行われるアイビスSDでは、前に行ける馬が圧倒的有利なんです!

しかし、スピードの絶対値を競う直線芝1000m戦らしく、今年も前に行きたい馬がズラリ。「どの馬が逃げるか分からない・・・」とお悩みのファンも少なくないでしょう。

安心してください。上記で紹介した逃げ馬6頭中4頭には、「前走も新潟直線芝1000mで逃げている」という共通点がありました。

そして上記で紹介した激走条件に該当するのは、前走韋駄天S7着スティクス1頭のみ!

補足として今春の新潟は荒天に見舞われ、開催最終週に行われた韋駄天Sは芝もボロボロで56秒台の決着。直線芝1000mとしては異例の差し・追い込み馬が掲示板を独占する状況下ながら、果敢に逃げて先行勢では最先着となる勝ち馬から0秒3差7着に粘りました。

スティクスは昨年のアイビスSDでも不利な内枠に入りながら、2番手からの競馬でも5着に好走。自慢のスピードをフルに生かせる開幕週でハナを切れれば大変身があっても驚けませんよ!