【アイビスサマーダッシュ】1年振りもなんのその!オールアットワンスが2年振りの優勝!

7月30日(日)、2回新潟2日目11Rで第23回アイビスサマーD(G3)(芝1000m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の9番人気・オールアットワンス(牝5、美浦・中舘厩舎)が内枠から徐々に外ラチ沿いにポジションを移すと、馬群を捌いて鋭く伸びて優勝した。勝ちタイムは0:54.9(良)。

2着には1馬身1/4差で6番人気・トキメキ(牝6、美浦・斎藤誠厩舎)、3着にはクビ差で12番人気・ロードベイリーフ(牡6、栗東・森田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたファイアダンサー(牝5、美浦・鈴木慎厩舎)は18着に敗れた。

勝ったオールアットワンスは半妹に昨年のクイーンSを勝ったプレサージュリフトがいる血統。2年前のアイビスサマーダッシュを優勝して以降は長期休養などもあり結果を出せなかったが、1年ぶりの実戦で見事、2年ぶりの勝利を手にした。

馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム

  • オールアットワンス
  • (牝5、美浦・中舘厩舎)
  • 父:マクフィ
  • 母:シュプリームギフト
  • 母父:ディープインパクト
  • 通算成績:11戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 23年アイビスSD(G3)
  • 21年アイビスSD(G3)

1着オールアットワンス 石川騎手
「1度目に勝った時とは違った喜びですね。いつも良い状態で仕上げていただいているのに、なかなか良い走りができず悔しい思いをしていたので、嬉しいです。外ラチを取りたいと思っていて、イメージ通りの競馬ができました。前半に無理をしていない分、手ごたえも良かったです。

急遽の乗り替わりでしたが、この馬のことは自分が一番分かっているので、自信を持って乗りました。良いスピードを持っている馬です」

2着トキメキ 斎藤誠調教師
「展開がうまく行きすぎて、早く仕掛ける形になってしまいました。ただあそこで引くわけにはいかないので、仕方ないですね。1000mにも慣れてきました。6歳ですが馬は若いですし、むしろ調子も上がっていました。秋は中山1200mか新潟の千直を考えています」

3着ロードベイリーフ 西村淳也騎手
「この子の力を出しきってくれたかなと思います」

8着メディーヴァル 今村騎手
「初めて乗りましたが、乗りやすい馬ですね。前半の入りは思い通りでしたが、ラスト前を遮られるシーンがありリズムを崩してしまいました。直線1000mなので馬群が密集するのは仕方ないですが、悔いの残るレースとなってしまいました」

10着チェアリングソング 藤田騎手
「ゲート練習では何もしなかったのですが、本番ではタイミングが合いませんでした。それでも終い来てくれていて、1000mへの適性はあると思います。もったいない競馬になってしまいました」


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