【小倉記念】今年も荒れる!?「夏のローカルハンデ重賞」で発見した波乱のメカニズムとは

昨年の小倉記念を勝った牝馬マリアエレーナ

昨年の小倉記念を勝った牝馬マリアエレーナ

8/13(日)はサマー2000シリーズ第3戦、小倉記念(G3、小倉芝2000m)が行われます。

今回も過去の傾向から馬券のヒントとなる3つのポイントを紹介。注目馬をピックアップしていきます!

【小倉記念のポイント】(過去10年)
①3勝クラスからの格上挑戦馬
②小倉で勝利経験あり
③前走から斤量増馬

ハンデ戦で行われる小倉記念を象徴する傾向として、オープンで走っていた馬よりも「3勝クラスからの格上挑戦馬」の活躍が目立つのをご存知ですか?

過去10年で[4-1-2-16]複勝率30.4%の好成績で、その中でも「2~6着」に負けていた馬に限定すると[4-0-1-3]複勝率62.5%まで跳ね上がります!

また該当馬の多くが人気薄で激走しているのもポイント。2015年1着アズマシャトルは6番人気、20年1着アールスターは前走3勝クラスで6着に敗れていたこともあり10番人気。21年は1着モズナガレボシ(6人気)、3着スーパーフェザー(8人気)の2頭が馬券に絡みました。

今年は前走3勝クラス6着アップデートが該当。後ろから数えた方が早い人気薄が予想されるだけに、軽ハンデを味方にした激走に要注意です。

また小倉記念ではいたってシンプルながら「小倉で勝利経験馬」に注目。18年1着トリオンフ、19年1着メールドグラース、20年1着アールスター(10人気)、21年モズナガレボシ(6人気)、そして昨年レコードで圧勝したマリアエレーナ(2人気)と現在5連勝中です。

出走予定馬では連覇を目指すマリアエレーナを筆頭に、先ほど紹介したアップデート。22年の七夕賞を勝ったエヒトなどが該当します。

さらに「前走から斤量増馬」が[2-2-2-5]複勝率54.5%のハイアベレージ。直近2年は該当馬いなかったものの2018~20年にかけて出走機会3年続けて連対中で、小倉重賞で2度の好走歴があるカテドラル(前走57キロ)のハンデ次第では逆転候補として浮上するかもしれません。

そのほかの好走ポイントから浮上した狙い馬は、後日更新される攻略レポートで公開します!