【南関東・京成盃GM】ディアーウイッシュが逃げ切り勝ち

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10年6月9日(水)、船橋競馬場で行われた南関東重賞・第13回 京成盃グランドマイラーズ(SⅢ)(3歳上、別定、1着賞金:1200万円、ダート1600m)は、今野忠成騎手騎乗の2番人気・ディアーウイッシュ(牡6、川崎・出川克厩舎)が好発を決めて逃げ切り重賞初制覇。勝ちタイムは1:38.5(良)。

2着には、今回がJRAからの転入緒戦だったトーセンアーチャー(牡6、浦和・小久智厩舎)、3着には、ヴァイタルシーズ(牡5、川崎・武井榮厩舎)がそれぞれ入った。チェレブラーレ(牡6、大井・太田進厩舎)は馬体故障のため、出走取り消し。

レースはディアーウイッシュが好スタートを切ると、ヴァイタルシーズも果敢に先手を主張。そこへ、ロイヤルマコトクン、プライドキムらも先行争いに加わり、一気にペースアップ。
1コーナー付近では、馬群が密集した状態になったが、ディア―ウィッシュはハナを譲らずレースを引っ張る。3コーナーに差し掛かったところでは、ディアーウイッシュと、ヴァイタルシーズがリードを広げたが、トーセンアーチャーは3番手をマーク。 直線に入って、ディアーウイッシュが後続を突き放すと、ヴァイタルシーズの手応えが怪しくなり3番手に脱落。トーセンアーチャーも懸命に追い上げたが、2着まで。結果、ディアーウイッシュが押し切ってみせた。

ディアーウイッシュは06年10月にJRA美浦の秋山厩舎からデビュー。JRA時代は31戦3勝という実績を残し、今年の春先に南関東へ移籍。ここまでに3戦連続連対、2連勝と安定した実績を残していたが、重賞は中央・地方通じて初挑戦で初勝利となった。

同馬は叔父に08年のラジオNIKKEI賞(GⅢ)3着の現役馬・ダイバーシティがいる血統。馬主は依田貢氏、生産者は早来のノーザンファーム・馬名の意味由来は「心からの願い」。

全着順は以下の通り。
1 ディアーウィッシュ 1:38.5
2 トーセンアーチャー 3
3 ヴァイタルシーズ 3/4
4 ハチマンダイボサツ 1.1/2
5 ブルーラッド ハナ
6 フリートアピール 3/4
7 ルースリンド 1.1/2
8 サイレントスタメン 2.1/2
9 エースオブタッチ 1.1/2
10 レオエンペラー 3
11 ナカヤマパラダイス 3/4
12 プライドキム 1.1/2
13 ロイヤルマコトクン クビ
競走除外 チェレブラーレ


ディアーウイッシュ
(牡6、川崎・出川克厩舎)
父:クロフネ
母:メインタイトル
母父:Rahy
叔父:ダイバーシティ
通算成績:35戦6勝(地方通算31戦3勝)

こちらに掲載されている情報、結果、全成績・払戻金は、
主催者・南関東4競馬場発表のものと必ずご確認・ご照合ください。