【札幌2歳S】現在4年連続で連対中!近年トレンド化している「好走パターン」に該当した2頭

昨年の勝ち馬ドゥーラも父キングマンボ系

昨年の勝ち馬ドゥーラも父キングマンボ系

近年、2歳G1や翌春クラシックに向けて、重要な一戦となっている札幌2歳ステークス(G3、札幌芝1800m)。当然、馬券的な注目度も高まっています。

しかし予想材料の少ない2歳重賞あるあるで「どの角度から予想にアプローチしたらいいか……」と迷っている方も多いことでしょう。

そこで今回は、近年の札幌2歳Sでもはや「トレンド化」しているといっても過言ではない、耳寄りのデータを教えます!

札幌2歳Sでチェックしておきたいポイントはズバリ「血統」、特に父・母父に注目です。

昨年は「ドゥラメンテ」産駒のドゥーラが人気に応えて勝利。2着には「ルーラーシップ」産駒のドゥアイズが入っています。

「ドゥラメンテ」「ルーラーシップ」この2頭の共通点はいずれも「キングカメハメハ産駒」であること。札幌2歳Sはとにかく「キングカメハメハ」の血を持つ馬が好相性で、19~21年にかけては「母父キングカメハメハ」が3連覇!

キングカメハメハ系種牡馬のワンツーフィニッシュとなった昨年も含めて、現在4連覇を果たしています。

▼「父がキングカメハメハ系」もしくは「母父キングカメハメハ」で好走した馬(過去5年)
19年1着 ブラックホール(5人気)
→母父キングカメハメハ

20年1着 ソダシ(2人気)
→母父キングカメハメハ

21年1着 ジオグリフ(1人気)
→母父キングカメハメハ

22年1着 ドゥーラ(1人気)
→父ドゥラメンテ(キングカメハメハ系)

22年2着 ドゥアイズ(6人気)
→父ルーラーシップ(キングカメハメハ系)

札幌芝1800mは総じてキングカメハメハの血を持つ馬と相性が良く、中でもドゥラメンテ産駒は過去3年のデータで[7-3-4-15]複勝率48.3%と高い好走率を記録しています。

今年の出走馬で上記条件に該当する馬は意外と少なく、ガイアメンテ(ドゥラメンテ産駒)とロジルーラー(ルーラーシップ産駒)の2頭のみ。有力候補のガイアメンテはもちろん、人気薄濃厚のロジルーラーも押さえておいて損はなさそうですね!