【小倉2歳S】新潟2歳Sもワンツー決着!2歳重賞で有用な「ローテ考察」から浮かび上がる有力馬

昨年の小倉2歳Sを豪快に差し切ったロンドンプラン

昨年の小倉2歳Sを豪快に差し切ったロンドンプラン

今週は小倉2歳ステークス(G3、小倉芝1200m)。2歳重賞は予想材料がどうしても少なくなってしまうため、どの切り口からアプローチするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかしそこは発想の転換。2歳戦だからこそ予想の材料にできるデータも存在します。

論より証拠。先週の新潟2歳Sでは『一目瞭然!過去10年のデータから浮かび上がる期待値爆上がりの有力候補』の記事で「レース間隔が中4週以上の馬に注目」と紹介しましたが、その傾向通りにアスコリピチェーノ(中8週)、ショウナンマヌエラ(中6週)とレース間隔が開いた馬同士でワンツー決着!

小倉2歳Sも同様のパターンは通用するようで、基本的にレース間隔が開いている馬ほど成績が向上しています!

▼前走からのレース間隔別成績(過去10年)
連闘 [0-1-1-17]複勝率10.5%
中1週 [1-1-1-11]複勝率21.4%
中2週 [3-2-0-39]複勝率11.4%
中3週 [1-1-3- 8]複勝率38.5%
中4~8週 [5-4-4-31]複勝率29.5%
中9週~ [0-1-1- 4]複勝率33.3%

データを見ても分かる通り、中4~8週で参戦した馬が最多となる5勝をマーク。複勝率も29.5%と出走数に対しての落ち込みが少なく、安定して好走していることが分かります。

中4週以上のローテで馬券に絡んだ15頭のうち、10頭が「新馬勝ち」からの参戦であったように、このレースに関しては数を使っていない「フレッシュ度」が好走に直結する模様。

昨年の勝ち馬ロンドンプラン、20年に8番人気で3着と好走したアネゴハダなどは、このパターンに当てはまっていました。

今年の出走馬で「中4週以上のローテ」「前走新馬勝ち」この条件に該当するのは、キャンシーエンゼルビッグドリームミルテンベルク。好走率の高いデータに当てはまっているだけに、この3頭のボックス馬券も面白いかもしれません!