【京成杯オータムハンデ】集中力が課題のウイングレイテストに秘策あり!

中山マイルでもうひと押しを狙うウイングレイテスト

中山マイルでもうひと押しを狙うウイングレイテスト


■京成杯AH
ウイングレイテスト
畠山吉宏調教師

——前走の中京記念は4着でした。レースを振り返ってください。

畠山調教師(以下、畠):坂路を求めて栗東滞在から中京競馬場へ、というパターンで臨みましたが、米子ステークスを使っての上積みも感じていました。レースでは直線に向くまでは良い感じでしたが、そこからもうひと伸び欲しいですね。ただ重賞で掲示板を確保していますし、よく頑張ってくれたと思います。

——今回京成杯オータムハンデを選択した意図は。

畠:関屋記念ではレース間隔が詰まりますし、中山1600はオープン特別を勝っている舞台なので京成杯がちょうど良いだろうということで選びました。

——中京記念後の過ごし方を教えてください。

畠:一旦放牧に出しました。レースでの最後の集中力も含めて結果を出していく為にやってみよう、ということで放牧先でチークピーシズやブリンカーを試して、トレセンに帰厩後も1本目の追い切りからブリンカーを着けています。

——8/31(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

畠:この馬には普段から松岡騎手が調教で乗っていますが、追い切りでブリンカーを着けるのは今回が初めてなので感触を確かめてもらうことが狙いでした。元々調教で動く馬なので、走りそのものにこれまでと大きな違いはありませんが、追い切りの要所要所で他の方に気が行くのは防げていたようなので、競馬でもブリンカーを着けて臨む予定です。

——レースに向けての意気込みをお願いします。

畠:これまで重賞でも掲示板まではきていますし、攻め馬の動きから重賞で勝ち負け出来る力のある馬だと思っています。暑いなかでも順調に調整出来ていますし、ブリンカーを着けて最後のもうひと押しがあればと思います。