【京成杯オータムハンデ】2年連続で人気薄が激走!誰でもわかる「好走ポイント」に合致した妙味ある1頭

一発を狙う中山巧者ミスニューヨーク

一発を狙う中山巧者ミスニューヨーク

京成杯オータムハンデ(G3、中山芝1600m)は、とにかく「牝馬」が強いレース。

2018年以降、5年連続で馬券に絡んでいて、19・20年は牝馬のワンツー決着。21年には12番人気コントラチェックが2着に激走、昨年も『昨年も超人気薄をズバリ!超カンタン「好走馬の共通点」に合致した2頭』の記事で推奨した7番人気のクリノプレミアムが3着に入っています。

▼京成杯AH性別成績(過去5年)
牡/セン[3-1-4-46]複勝率14.8%
牝馬  [2-4-1-15]複勝率31.8%

▼京成杯AHで好走した牝馬
●22年
3着 クリノプレミアム(7人気)

●21年
2着 コントラチェック(12人気)

●20年
1着 トロワゼトワル(4人気)
2着 スマイルカナ(3人気)

●19年
1着 トロワゼトワル(4人気)
2着 ディメンシオン(5人気)

●18年
18年2着 ワントゥワン(3人気)

京成杯オータムハンデで牝馬の活躍が目立つ大きな理由に「レース日程」があります。

秋競馬における、古馬牝馬限定重賞はエリザベス女王杯(阪神芝2200m)、府中牝馬S(東京芝1800m)、ターコイズS(中山芝1600m)と合計3レースのみ。

特に1600mを得意とする牝馬にとっては選択肢が少なく、9月に組まれているマイル重賞は京成杯オータムハンデだけ。牡馬が相手でも使ってくる=総じて勝負気配が高く、高確率で結果を残しているといえます。

しかし、牝馬だからと言って何でも狙っていいワケではありません。好走した牝馬7頭中5頭には、「牝馬限定重賞1着」or「牡馬相手のマイル重賞で連対」という共通点があり、それまでに実力を示している馬がほとんど。

今年はトーセンローリエミスニューヨーク、2頭の牝馬がエントリー。いずれも注目候補ですが、同じ中山マイルの牝馬重賞・ターコイズSを連覇しているミスニューヨークは条件にピタリ一致!追い込み脚質でハマり待ちのタイプですが、近走も安定してメンバー上位の上がりをマーク。一発に警戒が必要でしょう!