【毎日王冠】神レベルの存在感!「府中の千八、展開要らず」を証明する至高の1頭

毎日王冠でも豊富な実績を残すルメール騎手

毎日王冠でも豊富な実績を残すルメール騎手

注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

毎日王冠(G2、東京芝1800m)の重賞ランキング、「騎手部門」を発表します。

“府中の千八、展開要らず”の格言に代表されるとおり、直線が長い東京芝1800mはコース設計上、実力どおりの結果になりやすいと言われていますね。

しかし、実際には長い直線における仕掛けのタイミングなど、レース結果に「騎手」が重要なウェートを占めているのも事実。今回のトップ3では競馬界の定説を実証する結果が浮かび上がりました!

▼東京芝1800m騎手成績トップ3(過去3年)
1位 ルメール [34-32-19-53]複勝率61.6%
2位 戸崎圭太 [14-13-14-70]複勝率36.9%
3位 M.デムーロ[12- 8-12-61]複勝率34.4%
※レース参戦の騎手に限る

後続を大きく突き放し1位はC.ルメール騎手です。集計期間に2020年サリオス、21年シュネルマイスターで毎日王冠2勝を含む重賞5勝をマーク。馬質もさることながら、この舞台で勝ち方を熟知しているのは間違いないでしょう。

まして今年の毎日王冠でコンビを組むシュネルマイスターは、先ほど紹介したとおり2年前の覇者。前走の安田記念でも0秒2差3着と極端な能力の衰えも感じられず、人馬とも実績バツグンの舞台で大きく崩れる姿は想像できません!

2位は競馬ラボファミリーの戸崎圭太騎手がランクイン。ルメール騎手が圧倒的すぎるだけで複勝率36.9%は約3回に1回は馬券に絡んでいる計算。東京芝1800mが初経験となるソングラインにとっては心強いパートナーとなります。

穴で要注目は3位のM.デムーロ騎手です。近年は騎乗馬レベルの低下により大レースで活躍の機会が減少傾向も、東京芝1800mでは直近3年でリーディング上位騎手に勝るとも劣らない成績を残しているのをご存知でしたか?

しかも毎日王冠で再タッグを組むエエヤンは中山芝1600mで全3勝をマーク。今回は実績の無い東京芝1800mで人気薄が予想されるだけに、コースを熟知する名手に導かれた激走に警戒して下さい。