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【2歳馬情報】エフフォーリアの妹が横山武史騎手を背に東京でデビュー!
2023/10/16(月)
G1シーズン真っただ中、秋競馬が大きく盛り上がる中、今週も多くの良血馬、素質馬がデビューを予定している。エフフォーリアの妹など注目馬が目白押し。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が注目馬を紹介していく。
◆10月21日
●東京芝2000m
イゾラフェリーチェ(牝、サトノクラウン×ケイティーズファースト、美浦・鹿戸厩舎)
半兄エフフォーリア(G1を3勝)、半姉ペリファーニア(桜花賞3着)。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)は、美浦ウッド6F85秒0-12秒0。
「稽古は上がり重点だが、持ったままで余力十分。追えば一気に弾けそうな雰囲気がある。血統的にもクラシックを意識できる」と記者の話。鞍上は横山武騎手。
サトノエピック(牡、キタサンブラック×ランドオーバーシー、美浦・国枝厩舎)
母は北米G2勝ち馬、G1で2着2回。半姉アリエノール(3勝)。1週前調教はウッド6F85秒7-11秒6。2週前のウッドでは6F81秒2、プレオープンの週だった9月末の美浦坂路で52秒9-12秒7と好内容の調教を連発している。
「馬格に恵まれ力強さを感じさせるが、調教で加速の際に素早く反応できているように軽さも併せ持つ。父同様2000m以上が合いそう」と記者の話。鞍上は戸崎騎手。
アルゴナヴィス(牡、ドゥラメンテ×プリティカリーナ、栗東・池江厩舎)
半兄エクレアスパークル(6勝)、アンタラジー(4勝)。CW6F81秒7-11秒6の好時計をマークし、初戦から好勝負できる状態にある。鞍上はモレイラ騎手。
●東京芝1400m
アンバサダー(牡、マクフィ×エターナルブーケ、栗東・池江厩舎)
半兄ソウルラッシュ(マイラーズCなど重賞2勝)、おじヒラボクディープ(青葉賞勝ち馬)。調教はCW6F83秒8-11秒6。「父が変わったが、上同様にガッチリとしたパワー型の作り。スピード豊かなタイプで、こちらも適性はマイル以下となりそう」と記者の話。鞍上はモレイラ騎手。
アトリウムチャペル(牝、ドレフォン×ジュリエットベール、美浦・木村厩舎)
母は2戦目に初勝利。おじテトラルキア(平地3勝、障害1勝)。ウッド6F84秒5-12秒8と上りがかかっているが、2週前はウッド6F85秒3-11秒7と、しっかり11秒台でまとめている。鞍上はルメール騎手。
●東京ダート1600m
セラドングリーン(牡、ブラックタイド×グレーパール、美浦・萩原厩舎)
母はデビューから2連勝。おじブラックシェル(ダービー3着)、おばシェルズレイ(重賞2着2回)、アンコールプリュ(フィリーズレビュー2着)。内を回ったこともあり、ウッド6F81秒4-12秒3の速い時計が出ている。
なお翌日のダート1400m戦に回る可能性もある。
●京都芝1600m
ヒロイックロイ(牡、ゼンノロブロイ×マリーファー、栗東・鈴木孝厩舎)
2週前までは平凡だったが、1週前はCW6F82秒9-12秒3と、全体時計を大きく詰め、水準レベルに達してきている。
●京都芝1400m(牝馬限定)
サロニコス(牝、ロードカナロア×サロニカ、栗東・松下厩舎)
母はエルフィンS1着。おじサリオス(朝日杯FS勝ち馬)、おばサラキア(府中牝馬S勝ち馬、G1で2着2回)、サリエラ(ローズS2着)。CW6F82秒6-11秒5の好タイムをマークし、デビュー勝ちへ向け一歩前進だ。鞍上は西村淳騎手。
ケーブパール(牝、ブリックスアンドモルタル×ハナレイムーン、栗東・友道厩舎)
母は4勝。近親ノースフライト(G1を2勝)。調教はCW6F83秒ー11秒7。2週前はCW84秒2-11秒3と、終いの伸びが目立っている。
シャーリーゴールド(牝、エピファネイア×ボニーゴールド、栗東・須貝厩舎)
おばショウナンパンドラ(ジャパンC、秋華賞勝ち馬)。CW6F83秒3-12秒4。古馬相手で遅れてしまったようだが、時計は水準レベルが出ている。鞍上は川田騎手。
ルフトクス(牝、ニューイヤーズデイ×クルークハイト、栗東・杉山晴厩舎)
母は5勝。近親ソングライン(G1を3勝)、ディアドラ(国内外でG1を2勝)。坂路51秒4-12秒4。12日木曜日の2歳馬では3番目、新馬では一番早い時計をマークしている。鞍上は松山騎手。
●京都ダート1800m
メードス(牡、ダイワメジャー×メーデイア、栗東・上村厩舎)
母はJBCレディスクラシック勝ち馬。半兄ディクテオン(JRA4勝、地方2勝)。1週前はCW6F82秒6-11秒7、2週前はCW6F83秒1-11秒4をマークしている。鞍上は西村淳騎手。
◆10月22日
●東京芝1800m
トロピカルティー(牝、リアルスティール×キラモサ、美浦・林厩舎)
母は豪州G1勝ち馬。半姉2頭は新馬戦2、1着。調教はウッド6F69秒4-11秒4と終いの時計が目立っている。
キングベルベット(牡、カリフォルニアクローム×ホワイトエレガンス、美浦・国枝厩舎)
母は3勝。半兄プラチナトレジャー(3勝)。ウッド6F86秒8-12秒1をマークしている。鞍上は菅原明騎手。
●東京ダート1400m
グシチャンノホシ(牡、イスラボニータ×シードラゴン、美浦・田中博厩舎)
祖母ディヤカラニー(フランスオークス3着)。1週前は坂路53秒2-12秒6だが、2週前は坂路52秒0-12秒3の好時計をマークしている。
●京都芝2000m
シュクルノアール(牝、キタサンブラック×シュクルダール、栗東・辻野厩舎)
祖母マルカキャンディ(府中牝馬S勝ち馬)、おじベルシャザール(ジャパンCダート勝ち馬)。CW6F87秒2-11秒5と、終いに速い時計が出ており、2週前に比べても良化が窺える。鞍上はルメール騎手。
ザブライド(牝、ドゥラメンテ×ビートリックスキッド、栗東・西村厩舎)
半姉サトノガーネット(中日新聞杯勝ち馬)。調教はCW6F80秒7-11秒2。現2歳世代の西村厩舎は例年に比べると目立たないが、この馬は期待しても良さそうだ。鞍上は川田騎手。
◆2歳馬新規入厩
メイショウマゴイチ(牡、エピファネイア×メイショウマンボ、栗東・武幸厩舎)
母はオークスなどG1を3勝
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