【天皇賞・秋】ディープインパクト超え!全ての数字を上回る新世代の伏兵候補

2つ目のG1タイトル奪取を狙うジャックドール

2つ目のG1タイトル奪取を狙うジャックドール

注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)の重賞ランキング、「血統部門」を発表します。

先週の菊花賞はドゥラメンテ産駒のドゥレッツァが勝利。2、3着に入った馬もそれぞれサトノクラウン産駒、キタサンブラック産駒と「新世代」の顔ぶれがズラリと並ぶ結果になりました。こうして徐々に移り変わっていく血統ですが、今回もその兆候が見え隠れするデータが飛び出しました。

▼東京芝2000m種牡馬成績トップ3
1位 ディープインパクト[14-20-16-102]
勝率 9.2%、複勝率32.9%

2位 モーリス [11- 6- 4- 28]
勝率22.4%、複勝率42.9%

3位 ハーツクライ [10-13-13- 75]
勝率 9.1%、複勝率32.4%
※近3年、レース参戦の種牡馬に限る

第1位はおなじみディープインパクト。天皇賞・秋では2013~16年、18~21年のそれぞれ連続する4年で連対など常に好走圏内。少しづつ世代交代が進んでいるとはいえ、まだまだ存在感は一線級です。

今年はプログノーシスジャスティンパレスが出走予定。ディープインパクト産駒が得意する東京芝2000mの舞台で、「2強」に割り込んでくる可能性は大いにあるでしょう。

注目の第2位は自身も現役時代に天皇賞・秋を制しているモーリスです。勝率・複勝率ともディープインパクトを上回る成績!まさに「新世代」をけん引する種牡馬の1頭です。

出走産駒はジャックドールノースブリッジで、特にジャックドールは昨年の天皇賞・秋でも上位人気に支持されて4着。前走の結果だけを見て評価を落とすのは危険かもしれません。

第3位はハーツクライ。「2強」の一角であるドウデュースをはじめとして、ダノンベルーガヒシイグアスもハーツクライ産駒です。父と同じく大一番での強さは折り紙付きの3頭。ここでも注意しておく必要があるでしょう。