【マイルCS】前走は収穫大!右回りでも侮れないイルーシヴパンサー

4度目のG1挑戦で結果を出したいイルーシヴパンサー

4度目のG1挑戦で結果を出したいイルーシヴパンサー


マイルCS
イルーシヴパンサー
久保田貴士調教師

——前走の富士ステークスは4着でした。レースを振り返ってください。

久保田調教師(以下、久):前走はトライアルレースですし、いつもと同じ競馬ではなくある程度ポジションを取りに行く競馬をしてみようと思っていました。厳しい流れを追走していったので終いはどうかと思っていましたが、最後もよく盛り返してくれましたね。競馬の幅も広がって、収穫のある良い内容だったと思います。

——レース直後の馬の様子はいかがでしたか。

久:そこまで大きなダメージはありませんでしたし、通常の競馬の後と同じくらいの疲れかなという感じでした。

——この中間の過ごし方を教えてください。

久:放牧に出さず、在厩調整で進めています。レース翌週の週末頃から軽く乗り始めて、少しずつ調教のペースを上げてきています。

——11/8(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

久:1週前なので、ある程度しっかりやっておきたいと思っていました。調教で動く馬と一緒にやって終いもしっかりした脚取りで走れていましたし、十分な負荷をかける追い切りが出来たと思います。

——京都1600という舞台適性への見通しをお願いします。

久:右回りでどうかなどいろいろあるでしょうが、別に特別意識することはありません。外回りで直線の距離も十分ありますし、上手に走ってくれるのではないかと思っています。

——3度目のG1挑戦です。意気込みをお願いします。

久:なかなか上手く噛み合わない競馬がG1では続いていますが、この辺りでしっかりした競馬をしてもらいたいと思っています。まだまだ通用すると思っていますし、一発狙っていきたいですね。