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【阪神ジュベナイルF】4年連続激走中!人気薄でもバンバン来る馬の「意外な共通点」
2023/12/8(金)

21年阪神JFで8番人気ながら2着だったラブリイユアアイズ
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)には、3年続けて激走している人気薄に「意外な共通点」があります。
特に「西高東低」という長年の認識が染みついているベテランファンほど、盲点になっているかもしれませんね。
百聞は一見にしかず。阪神ジュベナイルFは「人気薄の関東馬」が激アツなんです!
▼阪神JF東西所属別成績(過去10年)
関東[4-5-4- 45]複勝率22.4%
関西[6-5-6-103]複勝率14.2%
関東[4-5-4- 45]複勝率22.4%
関西[6-5-6-103]複勝率14.2%
▼人気薄で好走した主な関東馬
●22年
2着 シンリョクカ(12人気)
→新馬1戦1勝
●21年
2着 ラブリイユアアイズ(8人気)
→京王杯2歳S(G2)3着
●20年
3着 ユーバーレーベン(6人気)
→札幌2歳S(G3)2着
●19年
2着 マルターズディオサ(6人気)
→キャリア3戦で連対率100%
●15年
2着 ウインファビラス(10人気)
→新潟2歳S(G3)2着
●13年
3着 フォーエバーモア(8人気)
→キャリア2戦で勝率100%
●22年
2着 シンリョクカ(12人気)
→新馬1戦1勝
●21年
2着 ラブリイユアアイズ(8人気)
→京王杯2歳S(G2)3着
●20年
3着 ユーバーレーベン(6人気)
→札幌2歳S(G3)2着
●19年
2着 マルターズディオサ(6人気)
→キャリア3戦で連対率100%
●15年
2着 ウインファビラス(10人気)
→新潟2歳S(G3)2着
●13年
3着 フォーエバーモア(8人気)
→キャリア2戦で勝率100%
従来の定説では、大半が関西圏への初長距離輸送となる阪神ジュベナイルFでは、関東馬は圧倒的不利。特にキャリアが浅く環境の変化に敏感な2歳牝馬となれば、地元で迎え撃つ関西馬が断然有利・・・のはずでした。
ところが近年はアウェーの不利を克服した少数精鋭の関東馬が大健闘!昨年は12番人気の爆穴シンリョクカが2着に激走するなど、「関東馬=軽視」というイメージを覆す逆転現象が起こっているのをご存知でしょうか?
もちろん関東馬だからと言って、何でも狙っていいかは別問題。先ほど馬名を挙げた穴馬6頭には、「重賞1~3着orキャリア1~3戦で連対率100%」という共通点がありました。
今年、上記で紹介した激走条件に完全合致した関東馬は、実績から有力視されるアスコリピチェーノ、コラソンビート、ステレンボッシュを除くと、人気薄ではコスモディナー(キャリア3戦で連対率100%)1頭のみ。
コスモディナーは2021年2着ラブリイユアアイズ(8人気)と同じく、札幌芝1500mのオープン特別クローバー賞の勝ち馬。キャリア3戦で連対率100%にも関わらず、今回は驚くほど人気がありません!
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