【アメリカJCC】人馬が見せたド根性!チャックネイトがゴール前差し返しV

接戦を制したチャックネイト(中)

接戦を制したチャックネイト(中)

1月21日(日)、1回中山7日目11Rで第65回アメリカジョッキーC(G2)(芝2200m)が行なわれ、R.キング騎手騎乗の3番人気・チャックネイト(セ6、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:16.6(不良)。

2着にはハナ差で2番人気・ボッケリーニ(牡8、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・クロミナンス(牡7、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたマイネルウィルトス(牡8、栗東・宮厩舎)は5着に敗れた。

勝ったチャックネイトは母にアメリカンオークスを勝ったゴジップガールを持つ血統。近走は重賞を含む6戦でいずれも馬券内を確保するなど堅実な走りを続けていたが、中山芝2200mというタフな条件で底力を発揮。一度は2着馬に先頭を譲るシーンもあったものの、執念の差し返しを見せて念願のタイトルを掴み取った。

また今回手綱を取ったR.キング騎手はこれがJRA重賞初制覇。厳寒期の不良馬場というコンデイションで人馬の見せた根性に敬意を表したい。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は千歳市の社台ファーム

  • チャックネイト
  • (セ6、美浦・堀厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:ゴジップガール
  • 母父:Dynaformer
  • 通算成績:15戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 24年アメリカJCC(G2)

1着 チャックネイト R.キング騎手
「日本での騎乗、重賞への参戦に感謝しています。重賞を勝てて嬉しいです。今回は馬場が悪く、リズム重視で進めました。道中は手応えもよかったです。瞬発力で他の馬に置かれるところがありましたが、持ち前のスタミナで勝ってくれました。皆さんのサポートのおかげで勝てたと思います。」

チャックネイト

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