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【東京新聞杯】マスクトディーヴァ「1強」なのか!?逆転の可能性を秘めた意外な伏兵
2024/2/3(土)
今回初めてのマイル挑戦となるマスクトディーヴァ
2月4日(日)に行われる東京新聞杯(G3、東京芝1600m)。今年も粒ぞろいのメンバーが揃いましたが、中でも人気を集めているのは秋華賞2着マスクトディーヴァのようです。2走前にレコード勝ちしたローズS、その2着馬ブレイディヴェーグがすでにG1を制しているだけに当然と言えば当然の評価でしょうか。
しかし、そんな「1強」ムードに気遅れしたとあっては穴党の名折れ。実際にこの東京新聞杯は1人気が活躍しにくいという特徴もあります。人気別の成績から過去の傾向を見てみましょう。
1人気[1-1-2- 6]
2人気[0-1-2- 7]
3人気[3-1-1- 5]
4人気[3-0-1- 6]
5人気[2-2-2- 4]
6人~[1-5-2-90]
(※過去10年)
なんと1人気は過去10年でわずか1勝。それどころか連対まで広げても圏内は2頭のみと苦戦傾向です。一方で3~5人気の馬が[8-3-4-15]で8勝、複勝率50%と高水準。馬の状態を管理・把握することが難しい冬季に行われるレースであるためか、たとえ実力があるとしても上位人気を過信するのは禁物なようです。
しかし一口に3~5人気の馬が優勢と言っても、3頭すべて買っていては馬券代がかさみます。そこでもう一つ紹介したい狙い目が「前走4コーナー中団より前」の競馬ができていた馬。
23年1着ウインカーネリアン(4人気)
→前走4コーナー6番手
22年イルーシヴパンサー(4人気)
→前走4コーナー4番手
21年1着カラテ(5人気)
→前走4コーナー2番手
20年1着プリモシーン(4人気)
→前走4コーナー7番手
17年1着ブラックスピネル(3人気)
→前走4コーナー8番手
15年1着ヴァンセンヌ(3人気)
→前走4コーナー1番手
(※過去10年)
3~5人気の該当馬成績は[6-1-2-8]で6勝。また20年以降は4連勝を挙げているなど絶好調です。
昨今レコードがいくつも更新されているように、高速化著しい東京競馬場の芝コース。その開幕間もない週に行われる重賞であることがこの傾向を生み出していると推測されます。ポジションを取ることのできる実力馬が勝利しているのも頷ける結果です。
さて今年「前走4コーナー中団より前」で運べていた馬で目を引くのは、トゥードジボン、マテンロウスカイの2頭でしょう。さらに当日「3~5人気」に該当するようであればさらに激アツ。マスクトディーヴァに逆転できる期待が高まります!
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