【金鯱賞】出走メンバー格付けバトル!「馬券率100%対決」を制した意外な伏兵候補

昨年の金鯱賞を快勝したプログノーシス

昨年の金鯱賞を快勝したプログノーシス


毎週日曜のレース終了後にお届けしている次週重賞の攻略ポイント。今回から装いを新たに「格」、「芝2000m適性」、「中京コース実績」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます!

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

3月10日(日)は中京競馬場で大阪杯の前哨戦、金鯱賞(G2、芝2000m)が行われます。今年は連覇がかかるプログノーシスに、昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが激突。

▼格トップ3
1位 ドゥレッツァ(5P)
→23年 菊花賞(G1)1着

2位 プログノーシス(3P)
→23年 金鯱賞1着(G2)など

3位 ヨーホーレイク(1P)
→22年 日経新春杯(G2)1着

1位はドゥレッツァ。重賞勝ちこそ菊花賞のみながら6戦5勝と底を見せておらず、今年の出走馬唯一のG1馬を評価しました。僅差2位プログノーシスは金鯱賞、札幌記念と古馬G2競走を2勝。G1でも天皇賞・秋3着、香港クイーンエリザベス2世C2着の実績があります。

▼芝2000m適性トップ3
1位 エアサージュ(5P)
→[3-2-1-0]複勝率100%

2位 ドゥレッツァ(3P)
→[2-0-1-0]複勝率100%

3位 プログノーシス(1P)
→[4-1-1-2]複勝率75%

ドゥレッツァとの「複勝率100%対決」を制したのは、人気薄が予想されるエアサージュ。馬券に絡んだ6回は全て条件戦ながら要注目の存在です。3位プログノーシスはG1重賞で好走例多数。1~3着を外した2戦も勝ち馬とは0秒1差だけに高い評価が必要となります。

▼中京コース実績トップ3
1位 ヤマニンサルバム(5P)
→[5-0-0-1]勝率83.3%

2位 プログノーシス(3P)
→[2-0-0-1]勝率66.7%

3位 アラタ(1P)
→[1-1-1-2]複勝率60%

【参考】
ヨーホーレイク
[1-1-0-0]連対率100%
※レース数が集計対象未満のためランク外

1位のヤマニンサルバムは全6勝中5勝を中京でマーク。唯一の敗戦が昨年7着に敗れた金鯱賞なのが気になるところも、地力が増した今年は好勝負が期待できそうです。

2位には昨年の覇者プログノーシスが3部門全てでランクイン。穴でイチ押しは23年金鯱賞3着のアラタ。他にも中京芝2000mではオープン特別ケフェウスSを勝っています。

また22年日経新春杯(中京芝2200m)1着、20年きさらぎ賞(中京芝2000m)2着ヨーホーレイクは集計対象が合計3戦に満たないためランク外としました。

▼総合トップ3
1位 ドゥレッツァ(8P)
2位 プログノーシス(7P)
3位 エアサージュ(5P)
3位 ヤマニンサルバム(5P)

総合1位は菊花賞馬ドゥレッツァ。中京コース未経験も同じく左回りの東京や新潟芝2000mでも勝利経験があり、初めての舞台に戸惑わなければG1馬の貫禄を見せつけてくれそうです!

接戦の末2位に甘んじたプログノーシスも、1位級の評価が必要となる実力馬。3部門全てで上位に名を連ねたようにウィークポイントが少なく、こちらの方が軸馬として計算できるかもしれません。

同率3位のエアサージュヤマニンサルバムは上位2頭に割って入る可能性を秘めた伏兵候補。人気的にも馬券を押さえておいて損はないでしょう。