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【3歳馬情報】新馬戦はハイレベル!休み明けでも注目の良血馬登場!
2024/4/8(月)
桜花賞が終わり、今週は皐月賞。ダービートライアルの出走馬もだいぶ出そろった。そんな中、夏以降に懸ける良血馬たちが今週多数登場。注目馬たちを今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介する。
◆4月13日
●山藤賞(1勝クラス・中山芝2000m)
ショーマンフリート(牡、スワーヴリチャード×スカイフ、美浦・手塚厩舎)
デビュー戦はインパクト十分の勝ちっぷり。この一戦で評価を大きく上げたのだが、シンザン記念は5着、共同通信杯は折り合いにも苦しみ10着と、2戦目以降は期待に応えられていない。初戦の内容から、自己条件では力は上。スムーズな競馬ができれば、すぐに1勝クラスを勝ち上がれる力はある。
●1勝クラス・中山ダート1800m
グラウンドビート(牡、ロードカナロア×ダンスファンタジア、美浦・田村厩舎)
母はフェアリーS勝ち馬。芝でも2着が2度あったが、4戦目の前走は初めてダート戦を選択。2着に8馬身もの差をつけ、初勝利をあげている。「ダートに変わって驚きのパフォーマンスを見せ、ワンサイドの圧勝。前走後も変わらず追い切りの動きも良好で、連勝も狙える」と記者の話。鞍上は横山武史騎手。
ジュレブランシュ(牝、ドゥラメンテ×ブランネージュ、美浦・林厩舎)
母は秋華賞4着、オークス5着とG1でも活躍。本馬も母を追い、まずは芝でデビューしたが新馬戦で12着に崩れると、2戦目はダート戦を使い6着と前進。3戦目の前走は4馬身差楽勝と、一戦毎に良化を見せている。勝った前走と同じコースで2連勝を目指す。鞍上は戸崎騎手。
シャパリュ(牡、スワーヴリチャード×ボンバルリーナ、美浦・菊沢厩舎)
芝の新馬戦は、後方から差を詰めただけで7着。2戦目はダートを選択すると、これが大正解で行きっぷりも良くなり、好位から抜け出して4馬身差快勝と大きな変わり身を見せた。ダート2戦目で、まだまだ上積みも見込める。鞍上は菅原明騎手。
●1勝クラス・阪神ダート1200m
ローガンパス(牡、サトノアラジン×トレジャーステイト、栗東・奥村豊厩舎)
半兄ピースオブエイトは毎日杯を勝つなど芝で活躍したが、本馬はデビュー戦こそ芝だったが、2戦目からはダート戦に出走。前走は2着に7馬身差をつける大勝で勝ち上がっている。時計の出やすい馬場とはいえ、勝ちタイムの1分12秒5(阪神ダート1200m)も速く、昇級初戦でもいけそうだ。鞍上はムルザバエフ騎手。
●未勝利・阪神芝2000m
チェレスタ(牝、ハービンジャー×カリンバ、栗東・松下厩舎)
昨年夏の福島でデビューし3着。このまま順調なら既に勝ち上がっていたかもしれないが、その後に骨折が判明。当レースが復帰戦の予定だ。「新馬戦の相手がハイレベル。勝ち馬コスモディナーはクローバー賞勝ち。2着のテウメッサはアネモネS2着。休み明けの一戦となるが、難なく勝ち上がれるレベル」と記者の話。鞍上はムルザバエフ騎手。
●未勝利・阪神芝1600m
ウィッシングスター(牝、キズナ×ケンホープ、栗東・松下厩舎)
半姉プールヴィル(フィリーズレビュー勝ち馬)、全兄スーパーホープ(デイリー杯2歳S3着)。1月にデビュー予定も、熱発で回避し放牧。しっかり立て直し、改めてデビューを迎える。2週前のCWで6F81秒台、1週前の坂路で52秒6-12秒5と追い切りの時計も出ており、初戦から好レースを期待したい。鞍上は北村友騎手。
●未勝利(牝馬限定)・福島芝2000m
ブールアンブレス(牝、モーリス×ブレッシングテレサ、美浦・嘉藤厩舎)
おじアドマイヤラクティ(豪州GⅠコーフィールドC勝ち馬)、アドマイヤジャスタ(函館記念勝ち馬)。昨年11月にゲート試験合格。その後放牧に出され、じっくり調整されて再入厩し、ここでデビュー予定だ。1週前追い切りはウッド5F65秒6-11秒4と上々の時計が出ている。鞍上は杉原騎手。
◆4月14日
●1勝クラス・阪神芝2000m
シルバーカレッジ(牡、エピファネイア×シルバーポジー、栗東・武幸厩舎)
デビュー戦はクビ差2着と惜敗。前走は直線で外から進出すると、粘るミナデオロをゴール寸前に交わし、初勝利を挙げている。「父の産駒特有の気難しさがあり、特にハミ受けに課題。レースで競馬を教えながら進めているが、悪い方に向かわなければ上のクラスまで出世しそうな素材」と記者の話。鞍上は藤岡康騎手。
●未勝利・中山ダート1800m
テリフィックプラン(牡、Mastery×Changing×Plans、美浦・萩原厩舎)
デビュー戦はミッキークレストに4馬身離されたが、上り2F13秒1-12秒1の加速ラップのレースで、中団から伸びてきた内容は評価できる。2戦目の今回は順当に勝利を決めたい。
◆2歳新規入厩
グレインワーク(牡、オルフェーヴル×エスメラルディーナ、栗東・池添厩舎)
半兄アリーヴォ(小倉大賞典勝ち馬、大阪杯3着)
インクルードベティの22(牡、キタサンブラック×インクルードベティ、栗東・中内田厩舎)
母は北米G1勝ち馬。セレクトセール3億4100万円(税込)
ロパシック(牝、エピファネイア×ツルマルワンピース、美浦・大竹厩舎)
半兄ブラストワンピース(有馬記念勝ち馬)、半姉ホウオウピースフル(フローラS2着)
アスクセクシーモア(牡、キタサンブラック×アイムオールレディセクシー、栗東・福永厩舎)
母は北米G3を3勝。セレクトセール3億1900万円(税込)
デアマトローナ(牝、キズナ×ホームカミングクイーン、美浦・国枝厩舎)
母はイギリス1000ギニー勝ち馬。半兄ダノンマッキンリー(ファルコンS勝ち馬)、半姉Shale(アイルランドG1勝ち馬)
ヴィジョンメーカー(牡、ルーラーシップ×タッチングスピーチ、美浦・林厩舎)
母はローズS勝ち馬、エリザベス女王杯3着。全兄キングズレイン(ホープフルS3着)、おじサトノルークス(菊花賞2着)、ミスタージーティー(若葉S1着)
ブレイントゥルー(牡、イスラボニータ×トップデサイル、美浦・久保田厩舎)
半兄ダノンデサイル(京成杯勝ち馬)
サリーチェ(牝、ドゥラメンテ×サロミナ、栗東・池添厩舎)
半兄サリオス(朝日杯FS勝ち馬、G1で2着2回)、半姉サラキア(府中牝馬S勝ち馬、G1で2着2回)、サリエラ(重賞2着2回)、サフィラ(アルテミスS2着)
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