【皐月賞】3年続けて好走中!先週桜花賞V「J.モレイラ騎手」が今週も狙える理由

先週の桜花賞を制したJ.モレイラ騎手

先週の桜花賞を制したJ.モレイラ騎手


4月14日(日)に行われる皐月賞(G1、中山芝2000m)。中でも気になるコンビといえば、先週の桜花賞をステレンボッシュで制したJ.モレイラ騎手と、今回コンビを組むコスモキュランダでしょう。

G1のモレイラ騎手と言うだけで信頼に値する反面、取捨を迷わせる懸念材料が「コスモキュランダが弥生賞の勝ち馬」であること。

金曜に更新した攻略レポートでは「前走レース」と「間隔」に注目。中4週以上の期間を空けて出走した馬が過去10年で8勝と奮闘していることに注目しながら、弥生賞組は[0-5-2-33]と勝利馬が1頭もいないことを指摘しました。

しかし、弥生賞組から出ていないのはあくまで「勝ち馬」であり、馬券内という意味では過去10年で7頭を輩出。そのうち4頭が「弥生賞1着馬」なのは見逃せません。

▼弥生賞組「前走着順」別成績
前走1着 [0-4-0- 5]連対率44.4%
前走2着 [0-0-1- 7]連対率 0.0%
前走3着 [0-0-1- 8]連対率 0.0%
前走4着~[0-1-0-13]連対率 7.1%
(※過去10年)

興味深いことに弥生賞の優勝馬に限れば皐月賞での連対率は4割超え。この中には23年2着タスティエーラ(5人気)、21年2着タイトルホルダー(8人気)などの伏兵馬も含まれていました。ちなみに22年3着ドウデュースも弥生賞2着馬。ここ3年では弥生賞組が続けて馬券に絡んでいることになります。

また先ほど馬名を挙げた3頭は、いずれも後のG1馬なのも興味深いポイント。過去10年で勝ち馬が出ていない弥生賞からのローテというだけで、評価を下げすぎるのは早計でしょう。

上記の考察からコスモキュランダは相手やヒモ候補として一考の余地アリ。先週の桜花賞を制した名手を迎えながらも伏兵扱いされるようであれば、十分に狙う価値のある1頭であると判断します。2週続けて「マジックマン」の技巧炸裂なるかレースぶりから目が離せません!