【天皇賞・春】「京都×長距離」で急浮上!勝負の本命&大金星を狙う人気薄

昨年の天皇賞・春で3着に食い込んだシルヴァーソニック

昨年の天皇賞・春で3着に食い込んだシルヴァーソニック


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

天皇賞・春(G1、京都芝3200m)の重賞ランキング、「厩舎部門」を発表します。

先週行われたフローラSでは、上位にランクインした加藤征弘厩舎のアドマイヤベルが快勝。3戦連続で同じコースを狙い出走させた師の慧眼には、恐れ入ったというほかありません。

そして今週の天皇賞・春もまさに厩舎の手腕が問われる長距離戦。ぜひとも当ランキングをお役立てください!

なお今回は京都で行われた天皇賞・春10戦を含む、過去10年(集計期間12年1月5日~24年4月21日)における「京都芝3000以上」のレースを対象に集計を行っています。ご了承ください。

▼京都芝3000m以上厩舎別成績
(集計期間12年1月5日~24年4月21日)

第1位 尾関知人[2-1-0- 2]
勝率40.0% 複勝率60.0%

第2位 池江泰寿[1-3-2-24]
勝率 3.3% 複勝率20.0%

第3位 本田優 [1-1-1- 5]
勝率12.5% 複勝率37.5%
(※レース参戦の厩舎に限る)

第1位は尾関厩舎。出走回数こそ少ないものの、複勝率は驚異の6割超え。またG1では23年菊花賞を4番人気ドゥレッツァで1着、19年天皇賞・春を6番人気グローリーヴェイズで2着と事前の評価を覆し続けていることも見逃せません。

今年はようやく上位人気が予想されるドゥレッツァと共に挑む1戦。勝負の仕上げに期待です。

第2位は池江寿厩舎。数多くのG1を制しながらも、天皇賞・春では17年3着サトノダイヤモンドや12年2着トーセンジョーダンなど、あと一歩のところが続いています。今年は昨年の3着馬シルヴァーソニックと共に、悲願の優勝を狙います!

第3位は本田厩舎。京都芝3000mを超える距離で1着1回、2着1回はともにメイショウブレゲと勝ち取ったもの。前走の阪神大賞典では不完全燃焼に終わったものの、得意なコースに替わる今回は大金星を生む可能性も否定できません。