【天皇賞・春】近3年オール連対圏!複勝率7割を超える不動の軸馬候補

天皇賞・春でも好走歴があるディープボンド

天皇賞・春でも好走歴があるディープボンド


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

天皇賞・春(G1、京都芝3200m)の重賞ランキング、「前走レース部門」を発表します。

毎週にわたって重賞を掘り下げるこのランキング。普段なら「種牡馬部門」の発表をするところですが、今回はデータ数の観点から内容を変更。過去10年分における「前走レース別成績」の傾向を探っていきます!

▼天皇賞・春「前走レース」別成績
第1位 阪神大賞典[3-5-4-49]
勝率 4.9% 複勝率19.7%

第2位 日経賞 [3-2-3-42]
勝率 6.0% 複勝率16.0%

第3位 大阪杯 [1-1-0- 3]
勝率20% 複勝率40%
(※過去10年)

第1位は阪神大賞典組。3年ぶりの京都開催となった昨年はジャスティンパレスが優勝したほか、ディープボンドが同ローテで近3年続けて連対と活躍しています。

今年は8頭が該当しますが、その中でも「阪神大賞典1着」だった馬は[3-2-2-2]複勝率77.8%と圧倒的な成績。有力馬テーオーロイヤルも不動の軸馬候補として期待ができます!

第2位は日経賞組。22年タイトルホルダーなど優勝2回は阪神開催時のデータですが、京都開催時の魅力は大穴での激走。20年2着スティッフェリオ(11人気)、14年3着ホッコーブレーヴ(12人気)など2ケタ人気が馬券になっているのは興味深いところです。日経賞4着マテンロウレオの大駆けにも警戒が必要でしょう。

第3位は2017年にG1へ昇格した大阪杯。複勝率40%は高水準であるものの、勝ったのは同レースを連勝で駒を進めた17年1着キタサンブラックのみ。一方で18年2着シュヴァルグランが大阪杯13着から盛り返しているだけに、タスティエーラの取捨は慎重に行う必要がありそうです。