【天皇賞・春】この春も絶好調!元ジョッキーの谷中さんが推す"京都巧者"!


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、天皇賞・春(G1、京都芝3200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

高松宮記念は推奨したナムラクレア、マッドクールが見事ワンツー!大阪杯は連軸推奨ベラジオオペラが1着、桜花賞は連軸推奨ステレンボッシュが1着!絶好調の谷中さんの予想に今週も要注目です!

【連軸候補リベンジャー】 ドゥレッツァ(前走金鯱賞1番人気2着)

数あるG1の中でも、やはり天皇賞の格式高さは違うね。背筋を伸ばして指名する今回の連軸候補リベンジャーは、ドゥレッツァです。1番人気に推された前走は離された2着に敗れたけど、勝ち馬のプログノーシスは今週香港のクイーンエリザベス2世Cに挑戦するほどのトップクラス中距離馬だからね。しかも休み明けだったことを考えれば、キッチリ連対確保した点を評価したい。

素晴らしい騎乗で菊花賞優勝に導いたルメール騎手が休養中なのは残念だが、腕達者の戸崎騎手なら大丈夫でしょう。長丁場の割りに終いの脚を求められるレースなので、これまで何度も上がり最速をマークしているこの馬にとって最適なんじゃないかな。

【穴候補リベンジャー】 ブローザホーン(前走阪神大賞典1番人気3着)

心房細動で競走中止となった京都大賞典を乗り越えて、今年初戦の日経新春杯を勝ち切ったレースが印象的だった。前走の阪神と比べて、京都コースの走りの方が良く見えたなあ。

小柄でもスタミナがあるタイプなので、距離延長にも対応してくれるはず。菅原明良ジョッキーも連続騎乗で完全に手の内に入れているだろうし、一発があっても不思議ないよ。

(元JRA騎手)