【エンプレス杯】またまたやった武豊!オーサムリザルトを無敗の女王に導く

無敗で重賞制覇を果たしたオーサムリザルト

無敗で重賞制覇を果たしたオーサムリザルト


5月8日(水)、川崎競馬場11Rで行われた第70回エンプレス杯(Jpn2)(ダート2100m)は、武豊騎手騎乗の1番人気・オーサムリザルト(牝4、栗東・池江寿厩舎)が番手から道中早々に先頭を奪取すると、最後まで驚異的な粘り腰を見せ優勝。勝ちタイムは2:14.5(稍)。

2着にクビ差で3番人気・グランブリッジ(牝5、栗東・新谷厩舎)、3着には2馬身差で7番人気・キャリックアリード(牝5、大井・藤田輝厩舎)が続いた。

勝ったオーサムリザルトはアメリカ生まれの外国産馬で、半姉に米G1を勝ったSippican Harborのいる血統。デビュー戦は22年11月の新馬戦で、武豊騎手と共にこれを快勝。以降も順調に勝ち星を重ね、4歳となった今年2月には牡馬混合のオープン戦であるアルデバランSをも同コンビで制覇していた。

続けて挑んだ初の重賞戦でもその勢いは止まらず。昨晩も名古屋グランプリを制したばかりの鞍上に導かれると、並み居る地方G1馬や実績馬たちを押しのけて堂々の初タイトルを獲得。同時に、自身の無敗連勝記録を6に伸ばして見せた。新たな砂の女王が、そして進化の止まらない名手がどこまで飛躍し続けるのか、楽しみでならない。

馬主は株式会社 インゼルレーシング、生産者は米のOrpendale/Chelston/Wynatt

  • オーサムリザルト
  • (牝4、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:Justify
  • 母:Blossomed
  • 母父:Deputy Minister
  • 通算成績:6戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 24年エンプレス杯(G2)


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