【マーメイドS】先週は注目2頭が1着&3着!「牝馬限定戦」で急浮上する優勝候補

産駒が京都2000mで好成績を挙げているキズナ

産駒が京都2000mで好成績を挙げているキズナ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

マーメイドステークス(G3、京都芝2000m)の重賞ランキング、「血統部門」を発表します。

先週の函館スプリントSではロードカナロア産駒のサトノレーヴが1着、ビッグアーサー産駒のビッグシーザーが3着とランキング上位の2頭が揃って好走!難解に思えたレースでも、蓋を開けてみれば血統の底力が光る結果に終わりました。

そして今週のマーメイドステークスではレースの特性に合わせ、「牝馬産駒」に的を絞った好走傾向をご紹介!性別を分けたことで浮上してきた意外な優勝候補たち、要チェックです!

▼京都芝2000m種牡馬別成績
(集計期間19年10/5~24年6/8)

第1位 キズナ [7-3-2-28]
勝率17.5% 複勝率30.0%

第2位 ハービンジャー[3-6-4-18]
勝率 9.7% 複勝率41.9%

第3位 ドゥラメンテ [2-3-1- 9]
勝率13.3% 複勝率40.0%

(※牝馬のみ集計、レース参戦の種牡馬に限る)

第1位はキズナ!注目すべきは勝率の高さで、ご覧の通り1着の数は今回のランキング内でも断トツ。中には人気薄での1着も多く見られ、今年6月頭に行われた下鴨S(3勝クラス)においても8人気ベリーヴィーナスが勝利を収めています。今回はそのベリーヴィーナスアリスヴェリテの2頭が出走を表明。いずれもこのコースで逃げ切りを収めた2頭だけに、警戒は必須でしょう!

第2位はハービンジャー。特徴は4割を超える安定した複勝率にあり、馬券には欠かせないタイプと言えるでしょう。登録馬の中でも注目はエーデルブルーメ。3走前の寿S(3勝クラス)では牡馬の古豪相手に連対を果たすなど、高いコース適性を見せています!

第3位はドゥラメンテ。サンプルこそ少ないものの、同コースで行われた23年秋華賞をリバティアイランドが制しているのは心強い実績。産駒のゴールドエクリプスセントカメリアはいずれも京都芝コースで馬券になった経験のある2頭。得意の舞台だけに好走も期待できそうです!