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【マーメイドS】大舞台の荒波乗り越えて！永島騎手＆アリスヴェリテが嬉しい重賞初制覇

2024/6/16(日)

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見事逃げ切り重賞初制覇を果たしたアリスヴェリテ

6月16日(日)、4回京都6日目11Rで第29回マーメイドステークス(G3)(芝2000m)が行なわれ、永島まなみ騎手騎乗の4番人気・アリスヴェリテ(牝4、栗東・中竹厩舎)が好スタートから果敢にハナを奪うと、最後までリードを保ったまま逃げ切り優勝。勝ちタイムは1:57.2(良)。

2着には2馬身差で1番人気・エーデルブルーメ(牝5、栗東・福永厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・ホールネス(牝4、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

勝ったアリスヴェリテは全兄に19年北海道2歳優駿を制したキメラヴェリテを持つ血統。前走は同舞台の2勝クラスを超ハイペースと言える逃げ切りで制し、この重賞へ駒を進めていた。

格上挑戦ということもあって斤量はメンバー中最軽量タイの50キロと恵まれ、今回も迷わずに自らの競馬を敢行。道中で後続を引き離す逃げを打つと最後まで粘り強く脚を使い、後方からの追撃を許さなかった。

初コンビを組んだ鞍上の永島まなみ騎手と共に、人馬で掴んだ初のタイトル。まさに人魚の名を冠するレースに相応しい、華々しい勝利を飾った。

馬主は加藤誠氏、生産者は新冠町の株式会社ノースヒルズ。

アリスヴェリテ
(牝4、栗東・中竹厩舎)
父：キズナ
母：ルミエールヴェリテ
母父：Cozzene
通算成績：19戦4勝
重賞勝利：
24年マーメイドS(G3)

1着アリスヴェリテ(永島まなみ騎手)
「本当に嬉しいです。重賞に乗せていただけたことを馬主さんや厩舎関係者の皆さんに感謝したいです。デビューしてからG1や重賞を経験させてもらったからこそ今の私がいると思います。感謝の気持ちで一杯です。

50kgというハンデもありましたし、もうこの馬らしい競馬をしようと思っていました。アリスヴェリテも最後まで一生懸命頑張ってくれましたし、直線はもう来ないでくれという気持ちで追いました。現状に満足せずに今後も頑張りたいと思います」