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【東京ジャンプS】3連勝中!新星候補ブラックボイスが重賞初勝利を狙う
2024/6/17(月)

3連勝中と波に乗るブラックボイス
東京ジャンプS
ブラックボイス
石神深一騎手
——前走の春麗ジャンプステークスは1着でした。レース内容を振り返ってください。
石神騎手(以下、石):勝ちに行く競馬をしてしっかり押し切る、という強い内容でした。斤量差があったとはいえ、力のあるジューンベロシティ相手に勝てたことも評価できます。
その強い馬からマークをされるような厳しい展開だったので、それだけスタミナも消耗しますし集中力が欠けてもおかしくなかったですけど、キッチリ勝つあたりメンタルも強いなと感じました。
——現在3連勝中ですが、現状で石神騎手が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。
石:学習能力の高さですね。最初に障害練習を始めた頃は飛越も上手くなくて、正直厳しいかなと思っていましたが、練習や実戦を重ねるごとに飛越が上達してきました。スタミナやメンタルの強さも武器ですが、勝ちながら成長していっているところが1番素晴らしいと思います。
——今後の成長を期待しているところは。
石:前半に力むところがあってポジションを取りにいくとムキになるところがあるので、そのあたりが上手に走れるようになればもっと乗りやすくなると思います。今はこちらがコントロールしてガマンさせていますが、これが馬の方から自然にガマンして走れるようになれば更に良いと思います。
——石神騎手は、この馬の追い切りにはほとんど騎乗されませんね。
石:レースより調教の方が難しいタイプで、普段の調教から乗っている厩舎スタッフの方が追い切りに行っての馬のクセを熟知していますし、厩舎サイドがいつも上手に仕上げてくれるのでお任せしています。
障害重賞前の最終追い切りにはジョッキーが乗ることも多いですけど、今回に関しては体重の軽い自分が乗るとオーバーワークになることも有り得ますからね。馬にとって何が1番良いのか考えることが大事だと思います。
——初の東京障害コースへの出走となります。コース適性への見通しは。
石:最後の直線が芝で障害もあるので差し切りも決まりますが、約1ヶ月東京の障害コースで乗ってきてある程度前にいないと厳しいかなと思っているので、前に行けるこの馬にとっては良いと思います。どうしても東京の重賞コースは内枠が有利なので、真ん中より内めの枠が欲しいですね。
——レースに向けて意気込みをお願いします。
石:小倉の2戦の内容がすごく良かったですし、この先G1の大舞台でも人気の一角となるような存在に育っていってもらいたい、と期待している馬です。夏場に使うのはここが最後になると思いますし、キッチリ結果を出して秋の重賞路線に向かいたいです。
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