【七夕賞】複勝率7割!7月7日に出現した「レジェンド条件」該当馬

2年前のラジオNIKKEI賞を勝ったフェーングロッテン

2年前のラジオNIKKEI賞を勝ったフェーングロッテン


7月7日(日)に行われる七夕賞(G3、福島芝2000m)は、知る人ぞ知る波乱レース。過去10年で見ても1番人気の成績が[1-1-1-7]と不振で、人気だからと言っておいそれと軸候補を決めるわけにも行きません。

しかしご安心を。調査に調査を重ねた結果、今回も極上の「レジェンド条件」に該当する軸候補を発見しました。みなさんの馬券に込める願い、必ずや天に届けてみせますよ!

ズバリ申しますと、七夕賞は「前走オープン重賞1~5着」の馬をチェック!

▼七夕賞成績
前走オープン重賞
[10-10- 7-110]複勝率19.7%

上記条件かつ1~5着
[ 4- 6- 5- 27]複勝率35.7%

(※過去10年)

このように、過去10年で馬券になった30頭のうち27頭が前走オープン重賞からの参戦。中でも1~5着に好走していた馬に絞ると、複勝率は倍近くまで上昇します。

とはいえ、これだけですと「レジェンド」などと言い張るには少々心もとない数字。また今年は条件に該当する馬も多く、候補を絞りこむのも大変です。

そこでもうひと工夫。前走オープン重賞を走った馬の中でも「4コーナー2~3番手から1~5着」に粘り込んでいた馬の成績を見ると、差は歴然!

▼七夕賞「前走オープン重賞」馬成績
前走1~5着
[4-6-5-27]複勝率35.7%

前走4角2~3番手から1~5着
[3-2-2- 3]複勝率70%

(※過去10年)

さらに複勝率が倍に跳ね上がりましたね。こういった傾向が表れる要因としては、コースの形状と開催時期が深く関係しています。

福島の芝コースは直線の距離が300mにも満たない小回りコース。加えて2013年以降は開催日が最終週→2週目と早い時期に変更されたこともあり、先行やマクリなどを用いて自らポジションを取ることのできる実績馬が順当に結果を出しているのです。

さてお待ちかね、今回「前走オープン重賞」かつ「4コーナー2~3番手から1~5着」に走っていた馬は……フェーングロッテン、ボーンディスウェイ、レッドラディエンスの3頭。

複勝率の高さからはこの3頭でボックスを組むのも面白いところではありますが、どうしても軸を1頭に絞りたい!という方にオススメはフェーングロッテンです。

先に挙げた過去の該当馬[3-2-2-3]のうち優勝馬3頭はすべて前走が重賞という共通点があり、前走小倉大賞典5着の同馬は好走条件に合致します。

2022年に福島芝1800mのラジオNIKKEI賞を制し、古馬混合の重賞でも幾度となく好走実績がある古豪。「レジェンド条件」を味方に、復活の激走があっても驚けませんよ!