【プロキオンS】底見せぬ大器!ヤマニンウルスが無傷の5連勝でタイトル奪取

3馬身差で快勝したヤマニンウルス

3馬身差で快勝したヤマニンウルス


7月7日(日)、3回小倉4日目11Rで第29回プロキオンステークス(G3)(ダ1700m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・ヤマニンウルス(牡4、栗東・斉藤崇厩舎)が好位から手応え良く進出し、直線力強く突き抜けて優勝。勝ちタイムは1:42.7(良)。

2着には3馬身差で3番人気・スレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)、3着には3/4馬身差で11番人気・マリオロード(牡5、栗東・安達厩舎)が続いて入線した。

勝ったヤマニンウルスは近親に24年新潟大賞典など重賞2勝のヤマニンサルバムがいる血統。22年のデビュー戦では小倉ダート1700mの2歳レコードを悠々更新したほか、JRAの平地競走における史上最大着差(2着と4秒3差)を記録するなど、早くからその素質に注目が集まっていた。

その後は間隔を空けつつも4連勝を飾りオープン入り。度肝を抜いた新馬戦以来、ふたたび小倉を舞台に選んでの重賞挑戦となったが、その内容はやはり圧巻そのもの。4コーナー入り口ではすでに先頭、あとは後続を引き離す横綱競馬で難なく初のタイトルを獲得した。

まだまだ底を見せぬ「大器」が、これからどのように実ってゆくのか。期待は尽きない。

馬主は土井肇氏、生産者は新冠町の錦岡牧場

  • ヤマニンウルス
  • (牡4、栗東・斉藤崇厩舎)
  • 父:ジャスタウェイ
  • 母:ヤマニンパピオネ
  • 母父:スウェプトオーヴァーボード
  • 通算成績:5戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 24年プロキオンS(G3)

ヤマニンウルス
ヤマニンウルス
ヤマニンウルス
ヤマニンウルス
ヤマニンウルス
ヤマニンウルス

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