【函館記念】昨年も該当馬が好走!今年は1頭だけ「穴馬券の法則」をクリアした激アツホース

19年函館記念を制したマイスタイル

19年函館記念を制したマイスタイル


函館記念(G3、函館芝2000m)は毎年のように、2ケタ人気馬が突っ込んでくる「荒れる夏のハンデ重賞」。

2020年には1着アドマイヤジャスタ(15人気)、2着ドゥオーモ(13人気)の爆穴馬ワンツー。翌21年も2着アイスバブル(14人気)、3着バイオスパーク(12人気)と、2年続けて2ケタ人気の穴馬が揃って馬券に絡みました。

人気は全くアテにならず予想はお手上げ……と諦めるのは早計。函館記念には多くのファンが気づいていない『穴馬券の法則』があるのをご存知でしたか?

ズバリ、「前走巴賞で5着以下」かつ「斤量2~3キロ減」の馬に注目して下さい!

▼「前走巴賞で5着以下」かつ「斤量2~3キロ減」の成績
[1-3-0-7]複勝率36.4%

●23年
2着 ルビーカサブランカ(4人気)
前走巴賞5着(57キロ→55キロ)

●20年
2着 ドゥオーモ(13人気)
前走巴賞9着(56キロ→53キロ)

●19年
1着 マイスタイル(1人気) 56キロ
前走巴賞9着(58キロ→56キロ)

2着 マイネルファンロン(9人気)
前走巴賞12着(56キロ→54キロ)
(※過去5年)

函館記念は芝2000mのハンデ戦で、前哨戦となる巴賞は芝1800mの別定戦。レース間隔も中1週と詰まっているのが特徴で、巴賞は函館記念への叩き台と割り切り結果度外視で使う馬も珍しくありません。

しかもハンデ戦では前走で好走した馬は斤量が重くなりやすく、逆に着順が悪かった馬は軽くなりやすい傾向があります。ここがポイントです!

事実、巴賞1~3着馬は直近5年で[0-0-0-9]と全滅。特に1着馬は[0-0-0-4]と散々な成績で、今年の巴賞を2馬身差で逃げ切ったホウオウビスケッツには気になる傾向でしょう。

データ的に激アツなのは今年の出走馬で唯一、「前走巴賞で5着以下」かつ「斤量2~3キロ減」という穴馬券の法則に完全合致したサンストックトンです。

57キロを背負った巴賞は道中14番手からメンバー最速の上がりを繰り出すも、6着まで追い上げたところがゴール。芝1800mはやや忙しかった印象で、負担重量が2キロ減り芝2000mに替わる函館記念では、大変身の可能性を秘めた激走候補となります!