【函館記念】19年ぶり破ったジンクスの壁!ホウオウビスケッツが初タイトル獲得

2番手から押し切ったホウオウビスケッツ

2番手から押し切ったホウオウビスケッツ


7月14日(日)、1回函館12日目11Rで第60回函館記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の3番人気・ホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)が単独2番手から追走すると、直線で力強く突き抜けて優勝。勝ちタイムは1:59.2(良)。

2着には3馬身半差で4番人気・グランディア(セ5、栗東・中内田厩舎)、3着には3/4馬身差で14番人気・アウスヴァール(セ6、栗東・昆厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサヴォーナ(牡4、栗東・中竹厩舎)は4着に敗れた。

勝ったホウオウビスケッツは24年巴賞の勝ち馬。昨年にはダービーにも出走し6着に健闘していた実力馬。なお巴賞から函館記念への連戦は05年函館記念を優勝したエリモハリアー以来勝ち馬の出ていなかった条件だが、今年は同馬が19年ぶりにこの壁を突破。むしろ前走(2馬身差)よりも着差を開いて見せるなど、北の大地に新たな才能を開花させた。

またマインドユアビスケッツの代表産駒には22年全日本2歳優駿を勝ったデルマソトガケなどがいるものの、JRA重賞の制覇は今回が初。今後も産駒の活躍に期待したい。

馬主は小笹芳央氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド

  • ホウオウビスケッツ
  • (牡4、美浦・奥村武厩舎)
  • 父:マインドユアビスケッツ
  • 母:ホウオウサブリナ
  • 母父:ルーラーシップ
  • 通算成績:10戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 24年函館記念(G3)

ホウオウビスケッツ
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ホウオウビスケッツ

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